このアクティビティは、切替時間を使用して時刻報告/開始を記録するために使用されます。つまり、従業員の作業時間は、従業員に関連付けられる切替バランスに加算されます。
このタイプの時刻報告は、就業日以外の日の作業時間を報告するときに実行できます。したがって、就業日以外の日に働いた時間 (切替バランスに加算される切替時間) は、就業日を休暇として補うために使用できます。切替時間で補うことができる休暇の種類を切替バランスに指定しておく必要がある点に注意してください。
時刻報告/開始を作成する際、組織ボタンに定義されている設定値に応じて、従業員の ID を手動で入力するか、スワイプ カードを使用して入力することができます。
注釈: 時間報告をオフラインモードで動作させている場合、時間報告で作成した時刻報告記録は IFS/出退勤報告にすぐには転送されません。代わりに、入力した情報はバッファリングされ、時間報告がオンラインに戻ると、その情報が出退勤報告に転送されます。
また、従業員の作業時間ルールに関連付けられている一部のパラメータにより、従業員が時刻報告/開始 (出勤) を記録できない場合や、従業員に別の時刻報告記録を登録よう強制する場合がある点に注意してください。早期時刻報告の非許可パラメータは、従業員による早期の時刻報告/開始 (出勤) を許可する度合いを決定します (スケジュールされている開始時刻と比較)。休暇なしの時刻報告の上限パラメータは、従業員による時刻報告/開始 (出勤) の遅延を許可する度合いを決定します。この最大許容時間を過ぎると、従業員は休暇の登録を強制されることになります。
システムに IFS/製造業がインストールされている場合:
従業員に対して製造作業者クラス ページで指定されている [作業再開] オプションが「再開の確認を求める」に設定されている場合、従業員が時刻報告/開始を作成すると、警告メッセージが表示されるようになります。これにより、従業員は最後に自動停止された製造オーダ工程または間接作業の再開を選択できるようになります。
ただし、従業員の最後に自動停止された時刻報告がチームの時刻報告だった場合、警告メッセージの代わりにチームに参加ダイアログ ボックスが開き、従業員は時刻報告/開始時に作業チームに参加できるようになります。既定では、従業員が最後に退勤したチームがチームフィールドに選ばれます。必要に応じて、この値を変更できます。OKをクリックして情報を保存します。
このアクティビティを実行するには次の作業が必要になります。
このアクティビティの結果: