承認者設定ルールを入力する

説明

このアクティビティは、承認者の設定ルールを指定するために使用されます。ルールは、仕入先請求書で特定の転記を承認するために使用されます。設定ルールは、仕入先、会計管理コード、請求書受付担当者、または請求書の転記金額に基づいて設定できます。ルールには個々の承認者に関する情報は含まれませんが、承認手順ルールに接続されます。手順ルールで指定された情報に従って、請求書承認者が仕入先請求書に割り当てられます。

承認者設定ルールには 3 つのステータス値があります。ルールを作成して保存すると、計画済ステータスになります。ルールは、有効ステータスに設定されると有効になります。使用されなくなった承認者設定ルールは廃版ステータスになり、システムでは使用されません。

このアクティビティを使用して入力された設定ルールは、購買要求/オーダから承認者継承オプションが有効になっている場合は無効になります。

最終手順者を承認者とするを選択すると、承認者が [財務] から自動的に追加された際に、承認手順ルールのロールを上書きすることが可能になります。最終手順者を承認者とするを選択すると、自動的に追加された最後の承認者 ID のみに承認者ロールが割り当てられます。他の承認者には確認者ロールが割り当てられます。この場合、最後の承認者が転記明細の承認を完了するまでは転記を変更できるという利点があります。転記明細が承認された後に変更を行うには、承認を取り消すか、管理者ユーザ権限を持つ承認者を使用する必要があります。最終手順者を承認者とするを選択すると、承認者は承認手順ルールで設定されたロールとともに転記予定にコピーされます。最終手順者を承認者とするに関連する機能には、いくつかの使用制限があります。

前提条件

このアクティビティを実行するには、承認ステップの承認手順を入力する必要があります。

システムへの影響

このアクティビティの結果として、システム内に承認設定ルールが作成され、リリースできる状態になります。