SLA オーダには、サービスのさまざまな作業段階に対して定義されたサービス レベル契約注文明細と、各注文明細ごとのスケジュール データが含まれます。
SLA オーダは、SLAオーダテンプレートに基づいて自動的に生成され、作業オーダや作業タスクに接続されます。SLA オーダを生成し、作業オーダや作業タスクに接続するには、次の条件を満たす必要があります。
サービス連絡または保守サービス契約明細レベルでは、基準と SLAオーダテンプレート明細を使用して SLA 明細が定義されます。
上記のように説明した保守サービス契約明細は、一致基準も定義されている作業オーダまたは作業タスクに接続されます。
SLA オーダが生成されると、SLAオーダテンプレート明細と SLAオーダテンプレート スケジュール明細に基づいて SLA オーダ明細と SLA オーダ スケジュール明細が作成され、SLA オーダはアクティブステータスになります。作業オーダが SLA オーダに接続されていて、その作業オーダに接続された新しい作業タスクが作成されると、SLA オーダが既定設定されます。作業タスクの保守サービス契約や保守サービス契約明細、実際のオブジェクト、作業タイプ、または優先度を変更することにより、接続された既定の SLA オーダを必要に応じて新しい SLA オーダに変更できます。
作業タスクが SLA オーダに接続されると、作業ステージが定義されていない場合は、デフォルトの SLA オーダ明細が作業タスクに接続されます。そうでない場合は、SLA オーダ明細に対応する作業ステージが接続されます。作業タスクが SLA オーダ明細に接続されると、SLA最遅開始日そしてSLA最遅終了日時は、SLA オーダ明細で定義された締切時間、応答時間、解決時間に基づいて計算されます。
使用先タブでは、接続された作業オーダおよび/または作業タスクは、SLA オーダの自動生成をトリガーした作業オーダ/作業タスクの詳細と保守サービス契約の詳細とともに一覧表示されます。
SLA オーダの可能なステータスは、仮、アクティブそしてクローズ済です。
SLAオーダステータス | 説明 |
アクティブ | これは、作業オーダや作業タスクへの接続を使用して自動的に生成されたときに SLA オーダが受け取る初期ステータスです。 |
クローズ済 | SLA オーダは、接続された作業オーダのステータスが作業完了に変更されると、または接続された作業工程ステータスが 作業完了に変更されると自動的にクローズします (つまりSLA オーダはタスクに対して生成されます)。SLA オーダは、作業オーダまたは作業工程ステータスが 作業完了ではない場合、手動でクローズすることはできません。 |