期日計算を実行する
説明
このアクティビティは、特定のシリアルに対して 1 つまたは複数の期日計算を開始するために使用されます。実行できる有効なオプションは次のとおりです。
- 周期保守イベントの期日計算
- LLP (耐用限度品目) イベントの期日計算
- 変更イベントの期日計算
- PMC (整備経過点検) イベントの再計算
- 不具合修理持越しの再計算
期日計算は、シリアル構成全体に対して実行することも、シリアル自体に対してのみ実行することもできます。計算をバックグラウンド ジョブとして実行するオプションもあり、構成全体に対して計算を実行する場合はこのオプションが推奨されます。
選択したシリアルに対してこのアクティビティを実行するには、シリアル保守ページを開き、期日計算実行オプションを選択します。
注釈:期日計算が完了すると、不具合修理持越しを除くすべてのタイプの計算された期日と値をシリアル保守ページで表示できます。不具合修理持越しは、不具合情報の管理ページの一般タブで確認できます。
前提条件
- 計算対象のシリアルは、稼動ステータスが運用予定ではないこと、およびロックされていないことが条件です。
- シリアルの平均運用値 (月あたり) が存在する必要があります。
- 周期保守の期日計算を実行するには、定義された保守計画を持つアクティブな保守プログラムが存在している必要があります。
- 計算する耐用限度品には、シリアル(設備)の耐用限度情報を定義する必要があります。
- 変更期日計算を実行するには、アクティブな変更がシリアルに割り当てられている必要があります。
- PMC イベントの計算を実行するには、イベントが存在し、そのイベントに対して整備経過点検定義が設定されている必要があります。イベントが完了し、シリアルが整備経過点検をトリガーする制限に達している必要があります。
- 不具合修理持越し計算を実行するには、不具合修理持越し情報が有効になっている不具合がシリアルに存在している必要があります。さらに、不具合修理持越しが承認されている必要があります。
システム効果
- シリアルの期日計算が実行され、期日と値が計算されます。
- イベントが作成される基準が満たされた場合、保留のイベントが作成されます。