自動供給は、供給ルールが商品に関連付けられている場合に使用されます。受注オーダー明細は、受注オーダーページでエントリを保存すると自動的に直接調達されます。受注オーダー明細を自動的に調達する場合、オーダー明細の供給コードと仕入先は供給ルールに従って選択されます。システムは、最初に商品と顧客住所の組み合わせを調べ、次に商品と顧客の組み合わせを調べ、最後に商品のみを調べて、正しい供給ルールを取得します。
自動供給プロセスで適切な供給代替案が見つからない場合、オーダー明細の供給コードは「未決定」になります。商品の供給オプションが「未決定」に設定されている場合、受注オーダー明細にも「未決定」供給コードが取得されます。
注釈:供給先決定ルールが定義されている場合、または供給先決定ルールが商品、商品と顧客、または商品と顧客の住所に関連付けられている場合は、論理的な制限や制御は存在しません。代わりに、自動供給先決定の計算内で制御が行われます。たとえば、受注オーダー明細の商品が在庫品目レコードで購入品目として定義されている場合、供給コードとして製造オーダーを提案する供給先決定ルールが自動供給先によって有効化されることはありません。自動供給で適切な代替調達先が見つからない場合は、代替サプライチェーン供給が見つかりませんというメッセージが表示されます。このメッセージは次の制御によって作成されます:
受注オーダー明細の供給コードが未決定に設定されている場合、以下のいずれかのオプションを使用して、自動供給を再実行できます:
受注オーダー明細の自動供給の結果を表示するには、供給/自動サプライチェーン供給候補参照を選びます。ダイアログに候補として表示される供給先選択肢は、どれも同等に適しており、供給自動計画方針、つまり基準によって分類されています。これらの代替調達先では選択済オプションが有効になっています。たとえば、7 つの代替供給元のうち 5 つは、販売数量全部を時間どおりに納入できます。その場合、ダイアログには5つすべてが表示されます。ただし、選択肢のうち、2つは合計配送時間が同じです(配送時間のみが基準として使用されていると想定)。その場合、これら 2 つの選択肢で、選択済オプションが有効になります。自動供給先決定のプロセスでは、この 2 つの選択肢のうちの最初の選択肢を仕入先として選択します。
注釈:自動供給先決定によって提案された供給コードと仕入先はいつでも変更できます。
既定の機能により、サプライチェーン供給自動計画ダイアログで既定の設定を使用できます。既定設定は、管理者によって設定された [データベースタスク] ページから取得されます。