ブロックされた受注オーダーをリリースする

説明

与信チェックを実行すると、受注オーダーがブロック済ステータスになる可能性があります。与信停止が正当な理由によるものであることを確認するために、その状態のすべてのオーダーを調査する必要があります。エラーが発生した場合、または与信状態が許す場合、信用停止された受注オーダーは、与信停止解除ページでリリースできます。与信停止された顧客のブロックを解除するには、顧客/貸方請求先情報タブの与信停止オプションを無効にする必要があります。受注オーダーが再び与信停止されることを回避する目的で与信限度額が引き上げられる場合があります。

与信停止中オーダのリリースを選択するとオーダーはリリースされ、処理を続行できますが、受注オーダー フローの後半で再度ブロックされる可能性があります。

貸方チェックの実行方法とタイミングの詳細については、「受注オーダーにおける与信コントロールについて」ドキュメントを参照してください。

同様のチェックは、事前請求書全額支払オプションが顧客に対して有効になっていて全額支払われていない事前請求書にも適用されます。この場合、受注オーダーをリリースするか、「受注オーダ一括引当」または「一覧 - 受注オーダ引当」を実行すると、受注オーダーが自動的にブロックされ、与信停止解除ページに送信されます。ブロックされた受注オーダーがこのページに送信された場合、処理を続行するには手動でリリースする必要があります。

与信停止と事前請求書支払チェック ブロックが同時に発生した場合は、後者が優先されます。

前払いベースの請求書機能についても同様のチェックが行われます。支払われた金額が必要な前払い金額より少ない場合、受注オーダーはリリースされ、引当されたときにブロックされます。

サイト間オーダー フローで、外部顧客の与信に失敗したために外部顧客と社内顧客オーダーがブロックされた場合、まず外部受注オーダーの与信停止を解除する必要があります。その後、社内顧客オーダーの与信停止が自動的に解除されます。

受注オーダーは手動で与信停止できます。マニュアル与信停止は、計画済、リリース済、引当済、払出済、および一部納入済のステータスで実行できます。与信停止中オーダのリリースを選択すると、オーダーは以前のステータスに戻ります。

サイト間オーダー フローでは、外部受注オーダーを手動でブロックすると、社内顧客オーダーがシステムにより自動的にブロックされます。外部受注オーダーおよび社内顧客オーダーの両方がブロックされている場合は、まず外部受注オーダーをリリースする必要があります。その後、社内顧客オーダーは手動によるブロックから自動的に解除されます。

前提条件

システムへの影響