見積ごとにグローバル アドレスを入力する
説明
このアクティビティは、特定の販売見積の納入先住所としてグローバル住所を定義します。グローバル住所は、主に納入目的で使用される標準のアドレスです。この住所は最終顧客の住所ではなく、仕入先が商品を納入する物流拠点の住所 (港、ヤード、空港など) である場合があります。
グローバル住所は単発の販売見積ヘッダから販売見積明細に住所を共有する機能を使用します。ーザーが販売見積ヘッダでグローバル住所を選択した場合、単発トグルは自動的に有効になります。
グローバル住所には既定の供給を設定できます。既定の供給は[社内購買オーダ直送] または [購買オーダ直送] になります。
前提条件
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グローバル住所が定義されている必要があります。
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販売見積の [顧客] フィールドが入力されている必要があります。
システムへの影響
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見積書にグローバル住所納入が定義され、注文された品目はこの住所に納入されます。
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この納入先住所を単発住所とした新しい見積明細が作成されます。
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選択したグローバル住所で、[グローバル住所] の既定の供給で [供給国の更新] トグルが有効になっている場合は、[販売見積] の [供給国] フィールドが更新されます。さらに、顧客が定義する供給国に基づいて税負担が変更されます。
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選択したグローバル住所に既定の供給が定義されている場合、新しく作成された販売見積明細に供給コードが自動的に取得されます。関連する商品の購買品目の仕入先が定義されている場合、外部仕入先またはサイト (内部仕入先) も自動的に取得されます。
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ユーザーが、見積明細を含む既存の販売見積の既存のグローバル住所を、異なる既定の供給 (供給サイト/外部仕入先) を持つ別のグローバル住所に変更した場合、既存の見積明細の供給情報が新しい供給に変更されることはありません。新しい既定の供給は、新しい見積明細にのみ影響します。