ステージ請求

ステージ請求プロファイルは受注オーダー明細に接続することができ、たとえば注文処理が長期間にわたって続き、注文金額が高い場合などに使用できます。使用する場合、請求は支払、納入、受入テストなど複数のステージに分割されます。

請求ステージは、受注オーダーのマイルストーン イベントにリンクできます。請求ステージで自動承認機能が有効になっている場合、対応するマイルストーンが完了すると自動的に承認されます。

初期登録時には、受注オーダー明細の値は必ずしもステージ請求明細の値を 100% カバーする必要はありません。ただし、注文明細が [請求/完了] ステータスになるためには、その前に全額がカバーされている必要があります。ステージ請求明細を入力する際に、受注オーダー明細の値が 100% に達していない場合は警告が表示されます。100% を超えるステージ請求明細を入力することはできません。

ステージ請求の手順を有効にすると、受注オーダー明細のステータスに関係なく顧客請求書を作成できます。ステージ請求明細のステータスが [承認済] になると、承認されたステージの金額の請求書を作成できます。

受注オーダー明細の値が変更されると、請求ステージは自動的に再計算されます。

受注オーダー明細は、通常の注文手順中に [納入済] ステータスを取得し、納品書を作成できるようになります。すべてのステージ請求明細が請求されるまで、受注オーダー明細のステータスはそのままになります。このステージで、受注オーダー明細のステータスは自動的に [請求/完了] に更新されます。

受注オーダー ヘッダに接続された経費は、経費が入力された後、最初の請求書で全額借方記入されます。

特定の受注オーダー明細に接続された経費は、経緯日が入力された後、その明細の最初の請求書で全額借方記入されます。