リリース 24R2 以降では、[機械学習事前トレーニング済モデル] 表に [モデル名 = INVOICE] のエントリを作成し、機械学習サービスに提供される対応するコンフィギュレーションを [コンフィギュレータID] として選択する必要があります。
この [販売見積のスキャン] アシスタントは、顧客の見積依頼をスキャンするために実装されました。文字認識と人工知能ソフトウェアを組み合わせて、識別および解釈するのに適した方法でスキャン、送信されます。このアシスタントは PDF ファイル、およびいくつかの画像ファイル形式 (bmp、jpg、png など) をサポートしています。
アシスタントが販売見積を正常に作成するためには、[顧客] と [商品]、および該当する場合は [顧客別商品] を最初に作成する必要があります。
すべての機能を使用するには以下が必要です。
スキャンしたドキュメントには、1 つの見積要求のみが含まれている必要があります。
見積明細は、表形式で提供される必要があります。表カラムヘッダのデータは、考慮されません。例:注文に [Qty kgs] という名前の列が含まれている場合は、計量単位 を認識できません。代わりに、計量単位 を含む独自の列が推奨されます。
手書きのフォーマットなしの見積やEメールは認識が困難または不可能です。
ドキュメントの言語は英語が好ましく、最良の結果につながります。
アシスタントは、以下のアクティビティを含む 3 つのステップで構成されています。
ステップ 1:見積スキャン
[販売見積をスキャンする] のサイトとコーディネーターを入力する:見積をスキャンするサイトとコーディネーターを選択します (ユーザーの既定値が正しく設定されていない場合)
見積要求ドキュメントをスキャンする:その後、スキャンするファイルを選択し、[次へ] ボタンを押して続行します。
ステップ 2:オーダーを確認
スキャンした見積ヘッダ データを編集する:スキャンしたドキュメントの見積ヘッダ データを補完します。適切な顧客が認識または選択されたことを確認するまでは、明細の編集を続行しないでください。
スキャンした見積明細データを編集する:スキャンしたドキュメントの見積明細データが欠落していたり、認識できなかった場合は、見積明細データを補完します。ここで最も重要な情報は、商品と販売数量です。
最後に [完了] ボタンを押して、販売見積書を作成することができます。販売見積書は、既定の見積処理パラメータで作成されます。注文を作成前に変更するには、オプションのステップ 3 に進んでください。
ステップ 3:処理パラメータを入力
このステップはオプションです
見積を印刷して E メールで送信するかどうかをここで選択できます。
メインのサイト以外の販売見積を [追加サイト] で作成する場合は、このステップでで必要なサイトを入力できます。
最後に [完了] ボタンを押して、販売見積書を作成することができます。選択した見積処理パラメータに従って、見積が作成されます。