受注オーダーを手動でブロック

受注オーダーが手動で停止されると、システムは受注オーダーを保留にし、注文は処理サイクルから除外されます。停止が解除されると、注文処理サイクルに戻されます。つまり、これにより受注オーダーは保留になる前の状態に戻ります。受注オーダーのステータスが [キャンセル][納入済][請求/完了][使用不可] (つまり、自動的に停止された状態) になっている場合、[マニュアル受注オーダ停止] オプションは無効になります。受注オーダーは、[計画済] のステータスであっても停止が可能です。

停止の理由の基本情報は、[売上/基本情報/受注オーダ停止理由] で定義することができます。受注オーダが停止された場合は、停止理由をオプションで使用できます。受注オーダー停止のために使用される特定の停止の理由で [計画需要から除外] 設定が有効になっている場合、すべての受注オーダー明細から [資材計画対象] 設定が消去されます。[資材計画対象] 設定の消去によって、受注オーダーは計画に含まれなくなります。注文の停止を解除すると、[資材計画対象] 設定が、再度有効になります。

手動で停止された注文に対して貸方チェックを実行することが可能です。ユーザーには貸方状況が通知されます。

手動で停止された注文に対して返品承認を作成できます。

停止された顧客に対して、受注オーダフローでそれ以上の処理を進めることはできませんが、貸方停止機能では請求の準備ができているものに対して請求書を作成できます。

サイト間オーダフローにおいて、ユーザーが需要サイトからの注文を保留にし、供給サイトの注文はそのままにした場合、社内顧客オーダーは停止されます。供給サイトの注文が停止を許可しないステータスであった場合、システムはその旨をユーザーにメッセージで通知し、需要サイトの注文を停止することを許可します。ユーザーが供給サイトの注文を停止しても、システムが需要サイトの注文を停止することはありません。購買オーダー、製造オーダー、または手配オーダーを通じて紐付供給を受け取ると、受注オーダーはステータスがブロック済の場合でも自動的に引当されます。続行するには、受注オーダーを [与信停止解除] ページの [与信停止中オーダのリリース] オプションで処理する必要があります。必要に応じて、後で注文を再度停止することもできます。