潜在的リスクを特定し結果を定義する
説明
このアクティビティでは、問題と結果が結びつけられた任意のリスクの登録を行います。リスク帰結タイプは脅威または案件のいずれでも構いません。このタスクを実行することで、リスクを入力すると同時に結果を登録できるようになります。結果については、確率と影響の推定が行われ、リスクの重大度とコスト損失リスク/販売機会の可能性の計算が行われます。
確率の推定は、高、中、低などの評価選択を使用して行うことができ、システム計算のためにパーセンテージに変換されます。より正確なデータが利用できる場合は、代わりにパーセンテージ値の入力を選択することもできます。その場合、システムにより基本データから関連する評価が選択されます。
同様に、原価の影響は、単純な評価選択を使用して入力することも、リスク通貨の数値を入力することもできます。
前提条件
リスク分析 ID が存在している必要があります。
システム効果
- 入力されたリスクが選択したリスク結果タイプで作成されます。
- 確率と影響の両方が入力されると、システムは結果タイプに基づいて可能性のあるコスト損失リスクまたは機会を評価できるようになります。
- リスク重要度ランクが定義されている場合、アクションに対するリスクの優先順位付けに役立ちます。
- 計算想定原価は、一点分析方法の場合は標準想定原価 として計算され、3 ポイント分析方法の場合は原価見積の加重平均 として計算されます。
- 計算遅延時間は、一点分析方法の場合は標準遅延時間 として計算され、3 ポイント分析方法の場合は遅延時間見積の加重平均 として計算されます。
- リスク重要度ランクは、発生確率加重値と影響加重の結果として計算されます。
- リスク重要度ランクに対応するリスク アセスメント レベルが取得されます。