スキルは、特定のタスクまたはアクティビティを実行するために必要な要件/要求を定義するために使用されます。また、資源が持つスキルを指定するためにも使用され、スケジュール設定時に資源をタスクまたはアクティビティと一致させるために使用されます。スキルを定義するときに、スキル レベルを追加して、同じ全体的なスキルの機能を区別することができます。これはオプションであり、タスクまたはアクティビティに必要な専門知識のレベルを資源のレベルと一致させるときに、より適切な計画決定が可能になります。
スキルは、個人、工具/設備、クルータイプの資源に接続できます。
特定のタスクを実行するために必要なスキルは、資源需要 (個人、工具/設備、クルー) に対して標準タスクで定義できます。場所、オブジェクト ファミリ、モデル、またはサービスオブジェクトに接続された作業工程を実行するために必要なスキル要件は、需要タイプに対して各エンティティ/ページの下で定義できます。特定のアクティビティタイプの作業工程を実行するために必要なスキル要件は、アクティビティ タイプ の基本情報ページで定義できます。
サービスリクエストが作成されると、該当するすべてのスキル要件が標準タスク、場所、サービスオブジェクトそしてアクティビティタイプからキャプチャされ、要求作業工程の資源需要に継承されます。
スキル タイプはオプションであり、スキルをグループ化するために使用されます。
スキル テンプレートを使用すると、資源に複数のスキルをすばやく追加するために使用できるスキルのセットを指定できます。資源に対して [スキルの追加] コマンドを使用すると、テンプレートに基づいてスキルをフィルタリングし、1 つのアクションですべてのスキルを追加できます。
スキルがクルーに継承可能かどうかを決定する設定は 2 つあります。
両方のフラグが有効になっている場合、資源が資源クルーのメンバーとして追加されると、クルーは、スキル基本情報ページのクルー メンバーのスキル ルールとアベイラビリティ パターンで定義されたルールに従ってメンバーのスキルを継承します。
クルー メンバーのスキル ルールの設定に関する情報は、「クルーのスキル継承のルールを定義する」を参照してください。
資源クルーのスキル サマリの表示については、「資源クルーのスキル サマリを表示する」を参照してください。