繰返しサービスは、定期的に実行されるサービスに使用されます。これらは、カレンダーの繰り返しパターン、累積使用量の繰り返しパターンまたは条件 (制限/範囲)、あるいは繰り返しパターンの組み合わせに基づいて繰り返し実行できます。繰り返しは、定期サービス プログラムの有効期間と実行頻度によって定義されます。実行頻度は、間隔または周期的なパターンのいずれかで記述できます。定期サービス プログラム スケジュールは、サービスの実行がいつ予定されているかを説明します。実行されるサービスはサービス カタログで定義され、定期サービス プログラムの単一インスタンスに対して変更することはできません。プログラム スケジュール内の各発生ごとに、その発生に対して定義されたサービスで構成されるリクエストを生成できます。
繰返しサービスが使用される例:
定期サービス プログラムは、サービスが関連している場合にサービスを同期して効率的に実行するために使用できます。
つまり、定期サービス プログラムを定義するプロセスは、以下のとおりです。
定期サービス プログラムの表示アクセスは、それぞれのサービス部門に接続されたアクセスグループによって制御されます。プログラムが「仮」ステータスにある場合、定期サービス プログラムのサービス提供ユニットを変更することができます。
繰返し範囲は、モデルおよびサービスオブジェクトに対して、サービスと一緒に定義することも、サービスのみに対して定義することもできます。
カレンダーベースのプログラム スケジュールが生成されると、プログラムの間隔タイプとプログラム間隔に従って、プログラムの有効開始日と有効終了日の範囲内で各日に 1 つの発生を含むプログラム発生が作成されます。
使用量ベースのプログラムの場合、累積的な計測値/読み取り値によって決定されるサービスオブジェクトの実際の状態に基づいて、プログラム スケジュールの発生が作成されます。使用量ベースのトリガーがプログラムに追加され、少なくとも 1 つの計測が登録されると、トリガー値と記録された値を含むプログラム スケジュールの発生が作成されます。システムが累積的な読み取り値を受信すると、これに応じてさらに更新されます。
条件ベースのトリガーの場合、記録された読み取り値が予想範囲内/範囲外の場合、または指定された基準に違反した場合にのみ、プログラム スケジュールの発生が作成されます。
プログラムに複数のトリガーが追加された場合、「統合」プログラムが作成されます。トリガーごとに個別の発生明細が存在します。
スケジュール生成時に、繰返し範囲は、各繰返し範囲に定義された定期的なパターンに従ってプログラム発生に関連付けられます。定期サービス プログラムがアクティブ ステータスに設定されている場合、リクエストを生成できます。定期サービス プログラムとその繰返し範囲は、アクティブ ステータスで限定された範囲で変更できます。
繰返しサービス プログラムの [一般] タブの日時値は、データベース サーバーのタイムゾーンに保存され、ユーザーのローカル タイムゾーンでユーザーに表示されます。ただし、生成されたスケジュールはサービス部門タイムゾーンでユーザーに表示されますが、データベース サーバーのタイムゾーンで保存されます。