受入と入庫はフローのどの段階でもキャンセルできます。その後、受入登録をやり直すことが可能です。ただし、請求書が受入と一致している場合、品目が廃棄または返品されている場合、または入庫明細と在庫場所間の接続が切断されている場合は不可能です。廃棄または返品された数量がある入庫明細では、これを元に戻して入庫を取り消すことができます。
すでに行われた入庫を取り消すことができます。つまり、仕入先から貸し出された在庫または顧客所有の在庫の所有区分が会社所有の在庫に移転されます。その場合、在庫内の品目の所有区分は前の所有区分タイプと所有者に戻ります。
出荷オーダーが、購買品目を異なる受入場所と QA 場所の間で移動するために使用される場合、または使用されていた場合 (つまり、需要コードが購買入庫である出荷オーダー明細の場合)、購買入庫も出荷オーダー入庫もキャンセルできません。
受入登録と入庫がキャンセルされ、ステータスが「キャンセル」に更新されます。
入庫に対して作成された場合を除き、購買オーダー明細が自動的に開き、購買オーダー明細のステータスが「確認済」にロール バックされます。この購買オーダーのすべての明細ステータスがロール バックされると、ヘッダのステータスが「確認済」に更新されます。その後、購買オーダーの受入を入力して再度開始できます。
入庫をキャンセルすると、購買オーダー明細のステータスが「キャンセル」に変更されます。この購買オーダーのすべての明細がキャンセルされた場合、ヘッダのステータスが「キャンセル済」に更新されます。品目は在庫に残りますが、品目の所有区分は前の所有区分タイプと所有者にロール バックされされます。
出荷オーダー明細の全数量が受入られると、出荷オーダー明細が完了にセットされます。入庫をキャンセルすると、ステータスが「進行中」にロール バックされます。
購買オーダーが外注工程から行われた場合、外注工程の残数量は入庫明細の数量に応じて増加します。これは、製造オーダー/工程タブに表示されます。工程履歴トランザクションが更新されます。
受入がキャンセルされ、コンポーネント品目 (仕入先資材品目) がすでにバックフラッシュされている場合は、コンポーネントのバックフラッシュ出庫が取り消されます。
作成された転記は逆順でロール バックされ、借方転記タイプ M10、購買オーダーによる商品入庫、貸方転記タイプ M1、在庫で終了します。有料/無料機能に関連づけられた追加の転記がある場合、または購買交換フローが使用される場合は、これらの追加の転記または交換コンポーネントのトランザクションもロール バックされます。
DOP オーダーに数量が納入された購買オーダー明細の入庫を取り消すと、その数量は DOP 一時在庫または親 DOP 供給オーダーのいずれかから自動的に予約解除されます。DOP オーダーで完了した数量は減り、紐付数量は増加します。
IFS/品質管理を使用して分析を作成している場合:
入庫によって自動部品シリアル ライフサイクルの名前変更がトリガーされた場合、名前の変更は元に戻されます。例: