管理図の設定

説明

このアクティビティは、特定の管理計画の特定のデータポイントに対して、統計的プロセス制御(SPC)を設定するために使用されます。この段取は、管理図を手動で作成する場合にも、リアルタイムSPCを使用して自動的に作成される場合にも使用されます。

設定中に、管理図の種類が選択されます。いくつかの管理図の種類が存在します。

選択可能な管理図の種類は、データタイプと特定のデータポイントが持つ検査タイプによって異なります。

管理図は、プロセスやその出力を分析し、統計的制御の状態を達成し維持するために適切な措置を講じるために使用されます。プロセスが統計的管理状態にある(「管理下にある」)とは、すべての特別な変動要因が排除され、共通の変動要因のみが残っている場合を指します。つまり、観測された変動は一定の偶然の要因に起因することができます。

いくつかの統計的テスト(アラームルール)を有効にすることで、管理図が「制御内」か「制御外」かを判断することができます。

仕様外:管理図内の点が内側最大値または外側最大値を上回るか、 内側最小値または外側最小値を下回ると、警告ルール違反がトリガーされます。

有効になっているアラームルールに対してアラームルール違反が発生した場合、警告ルール違反に関する情報が管理図に表示されます。

仕様限界を管理図に表示するかどうか、および管理図の管理限界をどのように計算するかを決定することもできます。

データポイントのSPCを設定するには、 管理計画ラインタブのSPCデータ設定をクリックし、変数SPC設定ダイアログに設定を入力します。SPC段取のデフォルト設定を確認するには、デフォルト設定をクリックします。管理図の段取を有効にするには、設定を保存をクリックします。

前提条件

システム効果

このアクティビティの結果として、特定の管理計画における特定のデータポイントの管理図のタイプが決定されます。制御限界の計算方法、管理図に仕様限界を含めるかどうか、そして一つまたは複数のアラームルールを有効にするかどうかについても決定が行われます。