未請求請求書計画の仕掛の見積

説明

この機能を使用して、請求管理計画の値 (未収収益) を見積もることができます。これは、仕掛伝票の基礎として使用されます。

値を入力する方法は 2 つあります。

  1. WiP 伝票に含めるプランの「見積済 WiP 売上」列に見積値を入力します。これは計画の販売通貨で入力する必要があることに注意してください。値は、仕掛会計処理の作成機能を実行するときに使用される会計日付に従って見積もる必要があります。
  2. 仕掛値計算機能を使用します。機能を使用した後でも値を編集することは可能です。

仕掛値計算機能を使用するときに実行される計算は、会計日付のプロジェクト アクティビティの進捗に基づいて行われます。進捗は、プロジェクト アクティビティの最早開始日 (または、存在する場合は実際開始日) および最早終了日と比較され、次に請求計画の開始日と請求計画/実際原価の請求書日付の列と比較されてパーセンテージが算出されます。このパーセンテージは、請求計画の売上金額に掛けられます。プロジェクト アクティビティに実際終了日が存在する場合、その値は売上金額と同じに設定されます。

例:

2001 年 6 月 30 日時点で進捗が 50% のプロジェクト アクティビティがあり、実際開始日は 2001 年 1 月 1 日、最早終了日は 2001 年 12 月 31 日です。10,000 米ドルの請求計画が登録されており、請求計画開始日は 2001 年 4 月 1 日、計画/実際原価の請求書日付は 2001 年 9 月 30 日です。会計日付を 2000 年 6 月 30 日として機能を使用すると、見積済 WiP 売上金額通貨は 5,000 米ドルになります。

代わりに、2001 年 6 月 30 日時点で進捗が 62.5% の場合、見積済 WiP 売上金額通貨は約 7,500 米ドルになります。その理由は、見積済 WiP 売上金額通貨を計算する場合、進捗が均等であると想定されるためです。このコンテキストでは、アクティビティの進捗が 25% になるまで請求計画の作業は開始されず、アクティビティの進捗が 75% になると請求計画の作業は終了します。これは逆の場合も同様で、2001 年 7 月 31 日時点で進捗が 50% の場合でも、見積済 WiP 売上金額通貨は 5,000 米ドルのみになります。

前提条件

システム効果

この入力の結果として、仕掛会計処理の作成機能が使用されるときに、計画の値が仕掛伝票に含められます。