変更管理オーダからの差異確認
説明
購買オーダーが印刷され、確認のために仕入先に送信されると、仕入先は購買オーダーどおりに納入できることを確認するか、または購買オーダーに差異があることを確認します。購買オーダ差異確認オプションは、購買オーダーを確認し、新規購買オーダーのリビジョンを作成せずに仕入先の変更を入力するためのものです。ただし、購買オーダーを直接更新できない状況もあります。このような状況では、購買オーダー変更オーダーを通じて必要な変更を加えた購買オーダーを確認することが可能です。それらの状況は次のとおりです。
- 変更は、購買オーダー変更オーダー (サイトおよび仕入先の設定で定義) を介して処理されるように強制されます。
- 購買オーダー変更オーダーは、以前は購買オーダーに使用されています (その特定の購買オーダーに対するすべての変更は、購買オーダー変更オーダーを介して処理する必要があります)。
- 購買オーダーは承認されており、承認後は変更は許可されません (承認ルールによって定義されます)。
- 購買オーダーは承認されており、承認後は変更が可能です。ただし、仕入先確認で行う変更は、購買オーダーの最大承認金額を超えています。
購買オーダーが上記の 4 つの状況のいずれかに該当する場合は、変更管理オーダからの差異確認コマンドを使用して、購買オーダ差異確認ダイアログを開くことができます。購買オーダーが上記の 4 つの状況のいずれにも該当しない場合でも、このコマンド、またはオーダ明細確認差異ありコマンドを使用できます。
前提条件
- 購買オーダーを入力して保存しておく必要があります。
- 購買オーダーレポートは仕入先に送信され、仕入先は差異のある購買オーダーを確認している必要があります。
- 購買オーダーに対して未処理の変更オーダーがあってはなりません。
システムへの影響
- 購買オーダー変更オーダーはリリース済ステータスで作成されます。オーダ差異確認ダイアログで行われた変更は、作成された購買オーダー変更オーダーに含まれます。変更確認オーダオプションが有効になります。
- 購買オーダーヘッダの保留変更管理オーダオプションが有効になります。
注釈:購買オーダー変更オーダーから購買オーダーが更新された場合、新リビジョンは作成されません。