購買品目の品質要件

仕入先が適切な品質システムを導入していることを確認し、特定の仕入先が供給する特定の購買品目が完成品に使用するのに適していることを確認するために、調達の問題に関してより厳格な品質管理が必要になる場合があります。たとえば、購買品目によっては、完成品に使用するための品目の適格性を確認するために、多大な費用のかかるテストが必要になる場合があり、仕入先が承認または適格であることを識別する手段が必要です。

購買品目ページの品質要件タブでは、購買品目に対して 3 つの異なる品質要件を定義できます。

品質システムレベル (QSL)

品質システムレベルはユーザーによって定義されます。各品質システムレベルには優先順位値があります。優先順位値は、仕入先が購買品目を供給する資格があるかどうかを判断するために使用されます。購買品目の QSL 要件の優先順位値が「3」の場合、購買品目の仕入先は、優先順位値が「3」以下の QSL 資格を持っている必要があります。

仕入先 QSL 資格は購買品目に固有のものではありません

認定製造会社必須 (QMR)

QMR は、特定の購買品目を供給するために品目製造会社が資格を取得する必要があるかどうかを判断します。

認定仕入先必須 (QSR)

QSR は、特定の購買品目を供給するために仕入先が資格を取得する必要があるかどうかを決定します。

購買品目の品質要件の評価

購買品目に QSL、QMR、QSR 要件がある場合は、購買要求、購買オーダー、または購買オーダー変更オーダーを発行するときに、購買品目の使用仕入先に対してそれらの要件が評価されます。

仕入先が適格である場合、購買要求/オーダーは通常どおりリリースされます。仕入先が適格でない場合は、購買要求/オーダーをリリースするために手動の承認が必要になります。