資源需要を表示する

説明

このアクティビティは、メンテナンス訪問に必要な資源 (担当者グループおよび工具/設備グループ) を表示するために使用されます。保守オーダーのイベントに整備指示またはサブタスクが追加されると、接続されているすべての資源が取得されます。これにより、訪問の計画段階から要件を確認することが可能になります。

訪問が開始され、資源が作業工程に転送されると、転送された資源需要に人またはツールを割り当てることができます。さらに、作業工程に対して追加の資源需要を指定することも可能です。作業工程が完了すると、報告された時間と原価は、保守オーダーの資源 (保守オーダーが履歴に移動されている場合はシリアルオーダー履歴) に転送されます。時間が報告されている追加の資源需要がある場合は、この情報も転送されます。報告された時間と原価は、資源グループと整備指示またはサブタスクごとにまとめられます。

次のテーブルは、作業工程が完了したときに資源が保守オーダーに転送される方法を示しています。

アクション 保守オーダー (またはシリアルオーダ履歴) に転送済
転送済の資源需要で (つまり、保守オーダーから) 時間が報告されました 保守オーダーの対応する資源需要明細は、報告された時間と原価の累積で更新されます。
作業工程に資源需要が追加され、時間が報告されました 累積報告時間と原価を含む新しい資源需要明細が保守オーダーに追加されます。資源ID の保守オーダーにすでに需要が存在する場合、この需要明細は報告された時間と原価の累計で更新されます。注記:作業工程から発生する資源需要の計画数量と計画時間 = 0。
転送済の資源需要が作業工程から削除されました 元の資源需要明細は、報告された時間と原価が0 の状態で保守オーダーに残ります。

資源需要ラインの計画時間と報告時間を使用して、計画された使用率ではなく実績の使用率を分析できます。

資材需要を表示するには、[ 保守イベントを管理 ] ページから [ 資源] タブをクリックします。作業順序構成を使用している場合は、[ 作業順序構成 ] ページからグラフィカル オブジェクト構成の関連ノードを選択し、[ 資源 ] タブをクリックします。

前提条件

システム効果

このアクティビティの結果、メンテナンス訪問の早い段階で資源要件を確認できます。使用された資源について報告された時間と原価を表示できます。