契約を保守オーダーに接続する
説明
このアクティビティは、保守サービス契約または保守オーダーに対する整備作業契約を接続するために使用されます。これは、顧客から要求された作業範囲に対する保守サービス契約または整備作業契約です。
保守サービス契約または整備作業契約は、正しい契約タイプと契約ID を定義することによって、オーダーの作成時またはオーダーがリリースされるまで、保守オーダーに接続できます。整備作業契約が保守オーダーに接続されている場合、接続された整備作業契約に含まれる契約グループと契約明細を、割当てられた保守イベントに接続できます。
注釈:契約とサービス見積の両方が保守オーダーに関連付けられている場合、顧客に送信されるサービス見積には保守サービス契約または整備作業契約は適用されません。
前提条件
- 顧客は保守オーダーに接続されている必要があります。この顧客は保守サービス契約または整備作業契約コントロールの有効な顧客である必要があります。
- 保守オーダーの割当タイプは作業オーダまたは作業順序構成でなければなりません。
- 保守オーダー上の整備工場のサイトは、保守サービス契約または、整備作業契約の有効なサイトである必要があります。
- 保守オーダーは、「新規」、「当初作業範囲定義」または「準備中」ステータスでなければなりません。
システム効果
- 保守サービス契約または整備作業契約は保守オーダーに接続されています。
- 保守サービス契約または整備作業契約は、資材の品目プロビジョニング ルールに基づいて、保守オーダーに含まれる資材の所有区分を見つけるために使用されます。資材要求に対する所有区分の設定に関する詳細については、「資材需要の表示」アクティビティを参照してください。。
- 保守オーダーがリリースされると、保守サービス契約が転送され、契約に含まれる輸送機器サービス明細が、生成された作業オーダーや作業工程に割当てられます。
- 保守オーダーがリリースされたときに、整備作業契約が保守オーダーに接続されている場合、保守イベントで定義された整備作業契約の詳細が、生成された作業タスクに転送されます。
- 契約とサービス見積の両方が保守オーダーまたは契約に関連している場合、保守オーダーに接続され、サービス見積が組み込まれた保守イベントに接続されている場合、契約は対応する作業オーダーおよび作業タスクに適用されません。これは、どちらの場合も保守サービス契約または、整備作業契約ではなく、サービス見積が優先されるためです。