最終残高の転送
説明
このアクティビティを使用して、選択した元帳の期末残高を、ある会計年度から次の会計年度の開始残高に最終的に転送します。残高が 0 の場合、新しい年度には転送されません。
このアクティビティでは伝票は作成されません。
プレビュー/印刷を有効にすると、転送を確認するためのレポートを印刷できます。このレポートはレポートアーカイブでも参照できます。
前提条件
残高を最終的に転送する前に、選択した元帳に対して次の作業が完了している必要があります。
- 最終転送を実施する前に、前会計年度の利益または損益を転記する必要があります。
- 保留テーブルに伝票が残ってはなりません。
- 会計年度内の会計期間はすべて、完了または最終クローズのいずれかの同じステータスである必要があります。
システムへの影響
このアクティビティの結果、
- 最終転送により、選択した元帳の新しい会計年度の期間 0 が更新されます。
- 残高の最終転送が正常に完了すると、選択した元帳の会計年度が終了します。当年度の期末残高と翌年度の開始残高は、最終転送残高に設定されます。
- 会計期間の最終締切処理が使用され、最終年度末が実行されると、元帳の会計年度のステータスが最終クローズに変わります。