仮の読取の管理
説明
このアクティビティは、[仮] の読取を有効な読取に変更したり、誤りとしてマークしたりするために使用されます。アシスタントがプロセスを案内します。施設/設備の計測値入力ページまたは一覧 - 施設/設備の計測ページでオブジェクト パラメータに対して入力された場合、読取値は検証に失敗した [仮の読取] として設定されます。アシスタントでは、修正理由 ([読取値が正しくありません。]/[メータが「ロールオーバ」しました。]/[メータが変更されました。]) を選択でき、その理由に応じて関連データを入力できます。すべてのデータが入力され、読取が検証された場合、[仮の読取] は別の計測タイプに変換されます。[仮の読取] タイプの連続読取が複数存在する場合、アシスタントを介して修正できるのは、そのうちの最も古い読取のみです。修正後、後続の読取値は再検証され、[記録された読取] として設定されるか、または、依然として検証に失敗する場合は、[仮の読取] として残り、そのうち最も古い読取値が修正可能になります。
- [読取値が正しくありません。] - 正しい記録された値を登録日とともに入力し、必要に応じて計測注釈を入力できます。代わりの読取値が必要ないか不可能な場合は、[正しい読取が不明] トグルが設定されます。
- [メータが「ロールオーバ」しました。] - メータに対して現在登録されている繰越値が確認用に表示されます (間違っている場合は変更可能)。値が存在しない場合は、"メータのロールオーバ値" フィールドに値を入力できます。
- [メータが変更されました。] - 新しいメータの詳細 (開始値、メータ変更日、および該当する場合はメータID とメータ繰越値) を入力する必要があります。古いメータの最終値も入力する必要があります。"開始値"/"最終値"/"メータ変更日" フィールドのいずれかが不明な場合は、関連するトグルを選択して既定値を入力できます。最終値は、既定で最後に認識された読取値に設定されます。開始値は既定でゼロに設定されます。メータ変更日は、既定で、選択された登録日と最終読取日の中間に設定されます。
前提条件
パラメータの変数タイプは [累計] である必要があります。[限度] タイプのパラメータは、累積合計値を持っていないため、[累計] タイプのパラメータと同じようにメータ ロールオーバーやメータ変更の影響を受けません。
システム効果
- [仮の読取] は別の計測タイプに変換されます。
- [読取値が正しくありません。] を選択した場合、[仮の読取] は [不正な読取] に変換され、代わりに有効な [記録された読取] を追加するオプションがあります。
- [メータが「ロールオーバ」しました。] を選択した場合、[仮の読取] は [記録された読取] に変換され、ロールオーバー値を記録するために、より早い日付で [メータ ロールオーバー] レコードが挿入されます。
- [メータが変更されました。] を選択した場合、[仮の読取] は [記録された読取] に変換され、以前の日付で [メータ変更前] と [メータ変更後] の 2 つの追加レコードが挿入され、古いメータの終了値と新しいメータの開始値が記録されます。
- 特定のオブジェクトが別のオブジェクト (小) のテストポイント/パラメータ レベルでオブジェクトからの更新 (マスタ) として定義され、計測継承が設定されている場合、小はマスタの対応する計測とメータ関連のアクティビティを継承します。