このアクティビティは、シリアル(設備)品目および保守グループごとに運用パラメータを登録するために使用されます。新規運用パラメータを入力すると、選択済保守グループに属するすべてのシリアル(設備)にこのパラメータが自動的に割り当てられます。同様に、運用パラメータを削除すると、選択済保守グループに属するすべてのシリアル(設備)からこのパラメータが自動的に削除されます。運用パラメータがシリアル(設備)品目に対して定義されている場合、または品目番号と保守グループに対して定義されているシリアル(設備)に運用ログがある場合は、保守グループの運用パラメータを削除できないことに注意してください。ただし、削除したい運用パラメータがシリアル(設備)品目に定義されている場合は、運用パラメータを削除を使用して運用パラメータを削除できますが、必要な前提条件が満たされていることが条件となります。詳細については、シリアル(設備)品目の運用パラメータを削除アクティビティを参照してください。
関連するシリアル(設備)番号を持つ保守グループに対して定義されたすべての運用パラメータは、運用データを使用して測定できます。運用パラメータに指定されたソートコードまたは連番番号によって、運用ログ入力が提供されるときに運用パラメータが測定される順序が決まります。パラメータを計算する場合、その連番が重要になります。計算するパラメータは、計算の基になるパラメータよりも高い連番でなければなりません。
期日情報ソートフィールドに、期限情報が提示されたときに表示される5つの運用パラメータを指定できます。ソートによって、運用パラメータが表示される順序も定義されます。注釈:5より大きいソート番号を入力すると、期限情報が表示されるほとんどの場所で、運用パラメータの期限情報が表示されなくなります。期限情報のソート値が入力されていない場合、システムは、自動的にソートコードフィールドの値に基づいて運用パラメータ数の番号順を確認します。
平均値規則により、タスク計算に使用する平均値(月あたりの平均運用値)を選択できます。平均値規則は、「マニュアル平均値」、「計画平均値」、または「履歴平均値」にすることができます。最初は「マニュアル平均値」を選択すると便利ですが、しばらくして、一旦安定すると、これを履歴平均値または計画平均値に変更できるようになります。規定値は「計画平均値」です。
「計画平均値」は、品目番号が輸送機器品目として定義され、この品目番号に対して運用予算が定義されている場合にのみ計算されます。このため、規定運用パラメータに対してのみ計算されることを知っておくことが重要です。
つまり、他の運用パラメータについては、以下の連番に従って、「履歴平均値」または「マニュアル平均値」が計算に使用されます。さらに、輸送機器品目として定義されていない品目番号の場合、どの運用パラメータに対しても計画平均値を受け入れることはなく、そのため、計算では常に他の2つの計算ルールのいずれかが使用されます。
平均値規則 | 平均値の選択は、次の順序で行われます。 |
マニュアル平均値 |
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計画平均値 |
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履歴平均値 |
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