このアクティビティを使用して、保守グループを定義します。保守グループは、運用パラメータ、保全計画、周期保守に関連する基本的な保守オブジェクト(保守施設/設備)の1つです。保守グループはシリアル品目(設備品目)ごとに定義され、1つのシリアル品目(設備品目)には1つまたは複数の保守グループを含めることができます。
保守グループは運用パラメータと密接に関連しています。各保守グループに対して、いくつかの運用パラメータを定義できます。シリアル品目(設備品目)に対して保守グループが定義されている場合、保守グループの運用計測から運用データを持つシリアル(設備)が存在するかどうかを判断するためのコントロールが実行されます。新規運用パラメータを入力すると、そのパラメータは選択した保守グループ内のすべてのシリアル(設備)に自動的に割り当てられます。保守グループを変更すると、新規保守グループに応じて運用パラメータが変更されます。
このアクティビティは、シリアル(設備)品目ページの保守グループタブを使用して行われます。平均値規則フィールドで「マニュアル平均」、「計画平均」、「履歴平均」のいずれかを選択できます。この上限金額は支払額の計算に使用されます。優先保守グループオプションを有効にした場合、他に何も指定されていなければ、保守グループが常に使用されます。
次の表に、有効な平均値のルールを示します。
平均値規則 | 説明 |
マニュアル平均値規則 | 運用上限金額の月平均は、保全計画で手動で定義されます。 |
計画平均値規則 | 月次計画運用値は、運用予算(「IFS/VIM 予測」で定義)から取得されます。 |
履歴平均値規則 | 直近 12 ヵ月の履歴運用値の平均です。 |
シリアル(設備)品目には規定運用パラメータが存在する必要があります。