位置ごとに代替品目を定義する

説明

このアクティビティは、テンプレート構成内の特定の構成位置で使用できる代替を定義するために使用されます。

位置代替のリストには、規定品目を含む、各構成位置に有効なすべての品目が含まれます。リスト内の各品目は、有効なエンジニアリング品目リビジョンになります。シリアル(設備)品目の定義は、規定品目と代替品目で同じである必要があります。つまり、規定品目がシリアル化品目である場合、代替品目はシリアル化品目でなければならず、規定品目が非シリアル化品目である場合、代替品目は非シリアル化品目でなければなりません。

位置代替品目は、テンプレートの最下位レベルの構成位置、または別のテンプレート(位置 TEMPLATE)によってコントロールされる構成ブランチに対して定義できます。規定品目とその代替品目間の関係、および異なる代替品目の関係(それらの品目が設置済の場合)を定義できるようになります。各代替品目は、その特定の品目番号とリビジョンの既存のテンプレート(存在する場合)に、既定値でリンクされます。

各位置代替は次のように定義されます。

  1. 設置済品目番号とリビジョン。
  2. 代替品目番号とリビジョン。
  3. どの互換性ルールが適用されるかを示す互換性コード。

アクセス制御が確立されている場合、テンプレート構成の定義済代替品目は、代替品目とその構成が作成されたテンプレート品目レベルからのアクセスを受け入れます。代替品目とその構成が削除されると、代替品目の位置が構成内の他の場所に規定品目または代替品目として存在しない限り、代替品目へのアクセスは削除されます。

あるいは、代替および所属構成が定義された後にテンプレート品目にアクセスが配布されると、代替品目とその構成は配布されたアクセスグループで更新されます。

「複合組立 MRO」フローで使用されるテンプレート構成入力の位置代替の定義中に、代替品目を製造に転送する機能(RUN_IN_BATCH)が有効になっていると、導入された代替はバックグラウンドジョブを通じて製造に転送されます。バックバックグラウンドジョブが実行されると、仮転送テーブルが更新されます。また、位置代替定義中に、テンプレート品目(オブジェクトプロパティの自動転送 AUTO_TRANS_ALTERNATE) が切断されている場合は、「IFS/製造」に新しい代替位置を手動で転送する必要があります。詳細については、オンラインヘルプファイル既定のオブジェクトプロパティを確認または調整するを参照してください。

テンプレート構成内の選択済構成位置の代替を定義するには、テンプレート構成管理ページを開き、位置代替を登録するテンプレート構成の最下位レベルの品目を検索します。次に、位置代替品目タブをクリックして新規レコードを作成します。

注釈:「要承認互換互換」の互換性コードを選択した場合は、承認テンプレートフィールドに値を入力するようお勧めします。

前提条件

システム効果

互換性規則 説明
一方向互換 完全に互換性のない代替品目が、品目ページの代替品目タブとエンジニアリング品目リビジョンページの代替品目リビジョンタブで自動的に作成されます。
相方向互換 完全に交換可能な代替品目が、 品目ページの 代替品目 タブと エンジニアリング品目リビジョンページの 代替品目リビジョンタブで生成されます。
互換性なし 品目ページの代替品目タブとエンジニアリング品目リビジョンページの代替品目リビジョンタブでは何も作成されません。
セット互換 一方向互換と同じです。
要承認互換 相方向互換と同じ。ただし、構成がステータス「使用可」に設定される前に、代替が承認される必要があります。詳細については、アクティビティ構成変更の承認または拒否するを参照してください。