影響を受ける部分を入力する
説明
このアクティビティは、変更反映シリアル(設備)/非シリアル(非設備)品目を入力するために使用されます。割当済品目構成内の各品目で、検査または作業が実施され、実施された改修の記録を残すことが重要な品目は、反映品目として定義されなければならなりません。これは、反映品目に対して、改修の検査および/または終了アクションが実行されるため、必要となります。
「IFS/複合組立品 MRO」を使用する場合、各反映品目に対して実行される作業の説明は、修理コードを使用して定義されます。したがって、改修の反映品目が、改修割当済品目と同じである場合、この品目を反映品目として、修復コードへの接続を有効にするよう定義する必要があります。品目ごとの修理コードは、「IFS 製造管理」で定義されます。これらの修理コードは、改修を計画中の場合には改修詳細/修理コード割当タブで、または改修が製造に転送された後の場合は改修修理コードページで接続できます。
反映品目は、改修に割り当てられた品目の構成内に存在している必要があります。改修反映品目を指定するには、次のデータの組み合わせを使用できます:
- 反映品目番号 - 品目のリビジョンや構成位置に関係なく、構成内の品目番号のすべての出現は反映品目とみなされます。
- 反映品目番号と反映品目リビジョン - 品目リビジョンによって、反映品目かどうかが決まります。たとえば、リビジョン R01 と R02 を持つ品目 A が存在します。反映品目リビジョンとして、品目 A およびリビジョン R01 が入力されます。したがって、品目 A のリビジョン R01 のみが反映品目と見なされます。
- テンプレート品目番号、テンプレート品目リビジョンと反映構成位置 - この位置にインストールされている品目番号とリビジョンは反映品目とみなされます。
- 反映品目番号、テンプレート品目番号、テンプレート品目リビジョンそして反映構成位置 :指定された品目番号が反映される構成位置にインストールされている限り、品目は品目リビジョンに関係なく反映品目とみなされます。
- 反映品目番号、反映品目リビジョン、テンプレート品目番号、テンプレート品目のリビジョンおよび反映構成位置:指定された品目番号とリビジョンが反映される構成位置にインストールされている場合にのみ、品目は反映品目とみなされます。
改修によって影響を受けるシリアル(設備)品目の品目 ID が変更される場合は、このタブに新規品目番号を入力できます。シリアル(設備)に登録されている製造会社情報を更新することもできます。これは、たとえば、新規品目番号の製造会社が反映品目の製造会社と異なる場合に役立ちます。さらに、シリアル(設備)上の品目 ID が変更されると、シリアル(設備)に登録されている製造元の品目番号も変更されることがよくあります。この新規製造会社品目番号は、このタブに入力できます。必要に応じて、名前変更後のシリアル(設備)品目番号に有効な保守プログラムと保守グループの新規の値を入力することもできます。
サインオフフィールドの値が反映シリアルを対策にするに設定されている場合、改修が実行されると、反映品目の反映るシリアル番号が対策済としてマークされます。この機能は、変更されたサブコンポーネントを識別する場合に便利です。
前提条件
- 改修は、仮ステータスでなくてはなりません。
- 品目リビジョンが改修に割り当てられていなてはなりません。
- 反映品目として定義される品目は、改修に割り当てられる品目のテンプレート構成内に存在していなくてはなりません。
改修によって品目 ID が変更される場合は、次のようになります。
- 改修品目の新規品目番号と品目リビジョンは、有効なシリアル(設備)品目リビジョンとして存在していなくてはなりません。
- 新規品目番号とリビジョンは、反映品目の有効な代替として定義されていなくてはなりません。
- 新規の製造会社と製造元の品目番号「IFS/品目カタログ」で定義されていなくてはなりません。
- 新規保守プログラムは、新規品目番号とリビジョンに対して有効でなくてはなりません。
- 新規保守グループは、新規品目番号に対して有効でなくてはなりません。
システム効果
- 割当済シリアル(設備)の改修イベントが完了すると、履歴レコードが作成されます。レコードには、改修詳細/反映品目タブでで定義された技術データに一致する構成内にシリアル(設備)が含まれます。ここでは、サインオフフィールドは、反映シリアルを対策にするに設定されています。
- 反映シリアル(設備)履歴は、改修履歴上の反映品目ページで表示できます。
- 品目 ID の変更につながる改修が完了すると、反映品目に入力された新規品目番号、リビジョン、製造会社情報、保守プログラム、およびグループ情報でシリアル(設備)が更新されます。シリアル(設備)が別の改修に対して実行されるように割り当てられている場合、名前の変更により、その改修からシリアルが削除されます。
- 「IFS/複合組立 MRO」で改修が使用される場合、変更後の品目番号は、改修修理コードページの反映品目の新品目番号として転送されます。