メンテナンス(保守)イベント コードの承認要件を定義する
説明
このアクティビティは、保守イベントコード(保守コード、限度条件、改修コード、耐用限度、不具合機能、整備経過点検定義など) の作業承認要件を定義するために使用されます。このアクティビティの目的は、保守イベントで使用される作業承認要件を入力することです。保守イベントの有効な作業承認要件タイプは、検査官そしてカウンター検査官です。作業承認前に行う作業情報をサインオフ説明フィールドに入力することができます。
「IFS 人事管理」がインストールされている場合は、イベントの作業承認要件に有効な証明書を指定できます。ユーザーがイベントの作業承認をすると、システムは作業承認を実行するために必要な証明書を持っているかどうかを検証します。証明書が指定されていない場合、作業承認時にユーザーの ID が記録されますが、検証は実行されません。
作業承認要件は、「ページ」セクションにリストされているすべてのページにある作業承認要件タブの保守イベントコードに対して定義できます。
前提条件
- 品目リビジョンごとに保守コードを定義する必要があります。
- 限度条件は、品目リビジョンごとに定義されている必要があります。
- 改修コードは品目リビジョンごとに定義されている必要があります。
- 負荷レートは、LLP(耐用限度品目)リビジョン、テンプレート品目リビジョン、および負荷レートの有効な組み合わせに対して定義されている必要があります。
- 不具合機能が定義されている必要があります。
- 整備経過点検定義は、割り当てられた品目リビジョンとともに定義されている必要があります。
- 証明書が必要な場合は、これらの証明書が「IFS 人事管理」で定義されている必要があります。
システム効果
- サインオフ要件は、不具合機能、保守コード、限度条件、改修コード、耐用限度、整備経過点検に対して定義されます。
- 検証は、対応する不具合機能で定義された不具合イベントの作業承認時、または周期保守イベント、状態基準保守イベント、改修イベント、耐用限度置換イベント、または整備経過点検の作業承認時に行うことができるようになります。