訂正請求書処理は、訂正請求書を作成して、誤った情報を含む簡易請求書および送信仕入先請求書を訂正するために使用されます。訂正請求書は、ステータスが転記済、転記承認、支払転記済、または部分支払転記済である請求書に対してのみ生成できます。この処理を使用して事前請求書を訂正することはできません。
請求書には、訂正請求書を 1 つだけ関連付けることができます。ただし、元の請求書ではなく最初の訂正請求書に関連付けられる新しい訂正請求書を作成することで、さらに訂正を行うことは可能です。
簡易請求書または送信仕入先請求書ページで訂正請求書作成コマンドを選択すると、請求書に対して訂正請求書が生成されます。これにより、訂正請求書作成ダイアログ ボックスが開きます。ここでは生成される訂正請求書の請求書日付と請求書タイプを指定する必要があります。このダイアログ ボックスに入力された請求書日付は、訂正請求書の支払条件基礎日付になります。したがって、訂正請求書の請求書期日、分割払い日、割引期日は、この日付に基づいて計算されます。
請求書日付と請求書タイプを除く他のすべての情報は、元の請求書から訂正請求書にコピーされます。元の請求書明細ごとに、訂正請求書の簡易請求書または送信仕入先請求書ページの明細セクションに 2 つの請求書明細が作成されます。最初の明細は元の請求書明細のコピーになります。2 つ目の明細は、数量、税額、税込金額、および正味金額を取消にして請求金額をゼロにすることで、元の請求書明細を訂正する訂正明細です。訂正明細は編集できないため、仮更新可は選択されません。元の請求書明細のコピーは、印刷前に手動で変更できます。請求書明細を変更して保存すると、訂正された請求金額に基づいて請求手数料と丸めが再計算されます。
訂正請求書を通常の請求書と区別するため、訂正請求書の印刷には異なる印刷レイアウトが使用されます。訂正請求書のヘッダーには訂正請求書の文字が印刷され、元の日付の請求書日付が参照日として印刷されます。ヘッダーの下で、印刷は次のようなセクションに分割されます。