自動照合を開始する
説明
照合には、システムで納入された受注オーダ明細と、受信自動請求書で顧客から受け取った請求情報を集計することが含まれます。照合は自動と手動の 2 つの方法で実行できます。
自動照合は、顧客/オーダー/メッセージ既定値タブの設定に従って実行されます。照合タイプが自動オプションのいずれかに設定されている場合、受信自動請求書は受信されるとすぐに自動照合が実行されます。[自動照合なし] に設定されている場合、自動照合プロセスを手動で開始できます。
情報は、品目番号と顧客/オーダ/メッセージ既定値タブで設定されている照合オプション (納入書番号、顧客の購買オーダ番号、または参照 ID) に基づいて照合されます。自動照合を成功させるには、各受信自動請求明細と納入が 1 対 1 で一致している必要があります。照合する納入が見つからない場合、または照合する納入が複数見つかった場合、明細の自動照合は実行されません。
前提条件
- 顧客から少なくとも 1 件の自動請求書を受け取っている必要があります。
- 受信自動請求書ヘッダーは、[受領済]、[一部照合]、[未照合]、または [変更済] のステータスである必要があります。[停止] ステータスではない明細が少なくとも 1 つ必要です。
- 納入確認を使用する場合、納入確認済みの受注オーダ明細のみが照合に使用可能になります。納入確認を使用しない場合は、一部納入済みおよび納入済み明細が利用可能になります。
- 受注オーダ明細の自動請求オプションが有効になっている必要があります。
- 受注オーダ明細は請求書がブロックされていてはなりません。
- 受信自動請求書明細には、追加費用は発生しません。
システムへの影響
- 自動照合が成功した場合、照合された明細を含む顧客自動請求書が作成され、照合タイプが [自動照合] に設定されます。
- この請求書に含まれる納入は、顧客のデータで更新されます。これらは、異なるサイトや購買オーダーからのものである可能性がありますが、同じ会社内のものです。(受信自動請求書には複数の会社からの明細が含まれる場合がありますが、顧客自動請求書は会社固有です。受信自動請求書の最初の明細と同じ会社の明細のみが照合され、作成される顧客自動請求書に含まれます。)
- 受信自動請求書は、[照合済] ステータスに設定されます。受信自動請求書のすべての明細を照合できなかった場合、ステータスは [一部照合] に設定されます。いずれの明細も照合できなかった場合、ステータスは [未照合] に設定されます。
- 自動的に照合された納入は、それ以上の照合には利用できません。