転記済の承認顧客請求書をキャンセルする
説明
転記済承認または転記済ステータスの受注オーダ借方、貸方、または訂正請求書 (一括、前払い、事前、ステージ請求、自動請求、出荷、レンタル、金税、および通貨訂正) を取り消すことができます。取消理由は、値のリストから選択するか、フリー テキストとして入力できます。請求書が [取消済] ステータスになると、取消理由を編集することはできなくなります。
貸方または訂正請求書に関連付けられた借方請求書を取消する場合は、関連付けられた請求書を事前に削除/取消する必要があります。
前提条件
請求書のステータスが転記済承認または転記済でなければなりません。
システムへの影響
- 受注オーダ借方請求書が取り消されると、請求書のステータスは [取消済] になります。関連付けられた受注オーダ ステータスは、納入済または分割納入済に更新されます。
- 受注オーダ請求書が貸方請求書または訂正請求書である場合、請求書ステータスは [取消済] になります。
- 受注オーダ借方請求書が取り消されると、関連する受注オーダ明細に添付されているコミッション明細 (コミッションの計算基準が [請求済] の場合) が影響を受けます。[受注オーダ明細コミッション] ページで、コミッション合計金額の値が削除され、支払コミッション合計金額フィールドの値が更新されます。ヘッダーのコミッション合計金額フィールドの値も、それぞれの金額だけ減額されます。
- 受注オーダ借方請求書が、関連付けられた RMA がすでに処理されているレンタル借方請求書である場合、請求書のステータスは [取消済] になります。関連付けられた受注オーダ ステータスは納入済に変更されます。レンタル トランザクションのステータスは未請求に変更され、[正味請求] と [合計金額] はゼロに設定されます。
- [統計詳細 - 請求済受注オーダ] ページで統計が生成され、請求書明細が請求書区分 CD、CR、SD、および SC に使用できる場合、請求書区分 CD、CR、SD、および SC を持つ請求書を取り消すと、関連する請求書明細が削除されます。
- 請求書がリベート定期/最終清算請求書の場合、請求書は [取消済] ステータスになります。[定期/最終清算] ページで [請求済] のトグルがいいえになります。
- Vertex、Avalara、Brazilian Avalara の税関連の借方/貸方または修正請求書を取り消すことはできません。それに応じてエラー メッセージが表示されます。
- 顧客請求書が金税請求書の場合、借方請求書のステータスは [取消済] になります。
- 請求書が通貨訂正請求書の場合、請求書のステータスは [取消済] となり、関連付けられた受注オーダ ステータスは納入済に変更されます。関連する借方請求書および訂正請求書は自動的に取消されません。これらの請求書を手動で取り消すこともできません。