このプロセスは、アクティブ化する前にオブジェクトを分割するために使用されます。これは、投資ステータスのオブジェクトの単一の部分をアクティブにするために使用されます。これは、オブジェクトが投資ステータス(例: 建設仮勘定処理中のオブジェクト)は、特定の貸借対照表項目のすべての投資トランザクションを収集するために使用される場合や、投資ステータスのオブジェクトの一部を他の部分よりも早くアクティブ化できる場合に必要となることがあります。
オブジェクトの分割を処理戻しすることが可能です。
オブジェクトを分割すると、オブジェクトが 2 つのオブジェクトに分割されます。システム内に新しいオブジェクトが作成され、元のオブジェクト(分割されたオブジェクト) の基本値の一部がこの新しいオブジェクトに転送されます。
投資ステータスをもつオブジェクトを分割するには、オブジェクトの取得に関する会計トランザクションがシステムに入力されている必要があります。
オブジェクトを分割する場合は、システムで作成される新しいオブジェクトの ID、説明、値を入力する必要があります。新しいオブジェクトの価値は、元のオブジェクトの価値を基準に金額または割合として指定できます。この操作を実行すると、保留テーブルに伝票が作成され、新しいオブジェクトの取得値が転記され、古いオブジェクトの取得値が削減されます。分割伝票の伝票明細のトランザクション コードはFAP0です。
システムで作成された新しいオブジェクトのステータスは、元のオブジェクトと同じく投資ステータスになります。同時に、一般情報(オブジェクト グループや取得アカウントなど)、帳簿に関する情報、計画情報や在庫情報などが元のオブジェクトから新しいオブジェクトにコピーされます。
分割オブジェクト操作を処理戻しすることができます。2 つのオブジェクトのいずれかに新しいトランザクションがある場合、分割を処理戻しする前に、これらの新しいトランザクションを処理戻しする必要があります。
分割トランザクションの処理戻しの結果、次のことが起こります。