シミュレーション仕訳を含む減価償却計画を予算バージョンに転送する

説明

このアクティビティは、シミュレートされた転記と計画取得値を含む償却計画から予算バージョンに金額を転送するために使用されます。償却計画から予算バージョンに金額を転送するには、償却計画のステータスがシミュレーション転記済である必要があります。選択した転送タイプ償却コスト減価償却累計額または全てに応じて、シミュレートされた転記は、選択した元帳タイプの選択した予算バージョンに転送されます。

前提条件

金額を予算バージョンに転送するには、償却計画のステータスがシミュレーション転記済である必要があります。対象となる予算バージョンはすでに存在しアクティブステータスでなければなりません。

システムへの影響

予算期間の金額は、選択した年の選択した予算バージョンで作成されます。選択した年の予算バージョンに同一のコード体系を持つ予算金額がすでに存在する場合、既存の予算金額は置き換えられます。借方金額は予算バージョンに正の符号 (+) 付きで表示され、貸方金額は予算バージョンに負の符号 (-) 付きで表示されます。

転送タイプを選択してください 転送済コード体系値
償却コスト FAP5 (償却と原価会計)
減価償却累計額 FAP6 (償却と残高会計)
全て FAP5 と FAP6

移転に予定取得価額が含まれる場合、償却計画予定の選択範囲内にある計画済ステータスにすべてのオブジェクトの会計通貨および並行通貨(該当する場合)の予定取得価額は、シミュレーション転記がない場合でも予算年度に予定取得日を持つことになります。オブジェクトの計画取得日によって、計画値がどの予算期間に転送されるかが決まります。注釈:計画取得額は投資ステータスは転送に含まれません。