固定資産オブジェクトを分割する
説明
このアクティビティは、固定資産オブジェクトを分割するために使用されます。
前提条件
オブジェクトを分割する前に、以下の作業が完了している必要があります。
- オブジェクトのステータスが投資またはアクティブの固定資産オブジェクトがシステム内に存在している必要があります。
- 分割対象のオブジェクトのステータスが投資の場合、そのオブジェクトに関する会計情報が入力されている必要があります。
- 「分割対象のオブジェクトのステータスがアクティブの場合、そのオブジェクトは分割日までに減価償却されている必要があります。(注記:分割するオブジェクトのオブジェクト タイプが償却なしの場合、これは必要ありません。)
システムへの影響
このアクティビティの結果、
- システムに新しいオブジェクトが作成され、新しいオブジェクトの取得価額は分割されたオブジェクトの取得価額から差し引かれます。
- 新しく作成されたオブジェクトは、分割されたオブジェクトと同じ計算インデックスを持ちます。新しいオブジェクトの計算インデックスは、変更したり、完全に削除したりできます。
- 取得価額調整の帳簿ごとの調整は、値が入力されている場合、元のオブジェクトから新しいオブジェクトに転送されます。
- 新しいオブジェクトの累積減価償却は、分割されたオブジェクトの累積減価償却から差し引かれます。
- 伝票が作成され、IFS/会計ルールの保留テーブルに転送されます。
- 内部元帳の伝票タイプが固定資産帳簿に関連付けられている場合、調整や減価償却が分割されると、伝票が作成され、内部元帳帳簿の保留テーブルに転送されます。