転記シミュレーション

説明

このアクティビティは、計画償却の転記をシミュレートするために使用されます。転記は、転記タイプ FAP5そしてFAP6に定義された転記ルールに基づいてシミュレートされます。このアクティビティを実行する代わりに、システムがデフォルトで転記をシミュレートできるようにすることも可能です。これは、減価償却計画作成ダイアログ ボックスで転記シミュレーションオプションを有効にするか、固定資産帳簿ページで特定の帳簿に対して償却計画の会計トランザクション作成チェックボックスを選択することで、その帳簿に関連するすべての減価償却計画でデフォルトで転記をシミュレーションできるようにします。

ただし、固定資産帳簿が転記をシミュレートするように設定されていない場合は、償却計画のステータスを転記済または一括転記済に変更できます。

転記の即時シミュレーションは転記シミュレーションコマンド ボタンを選択することで行うことができます。同様に、償却計画をバッチ転記しますコマンド ボタンを選択することで、一括で実行することもできます。

シミュレーションなしで即座に転記するか、シミュレーションなしで一括転記するには、上記と同じ手順を実行し、情報メッセージで「はい」をクリックします。これは、シミュレーション用に設定されていない帳簿に対してのみ実行できます。

前提条件

このアクティビティを実行するには、ステータスが作成済のの減価償却計画が存在している必要があります。

システムへの影響

このアクティビティの結果、償却計画のステータスは次のように変更されます。

メソッド 減価償却計画ステータス
転記が即座にシミュレートされる場合 転記シミュレーション
転記を一括でシミュレートする場合 一括転記シミュレーション
計画が即時転記済の場合 転記済
計画が一括転記済の場合 一括転記済