バージョン固有の為替レートを定義することができます。見積りを保存するときは、常に参照通貨が定義されます。参照通貨は、見積ヘッダーで定義された会社の会計通貨と常に同じになります。バージョン固有の為替レートを定義するには、次の 2 つのオプションがあります。:
[会社為替レート取得] のコマンドを使用する場合には、見積ヘッダー内の会社の会計通貨と等しい参照通貨で定義された通貨レート タイプを入力のみが選択できます。これは、見積りに定義されている通貨コードとは無関係です。選択した通貨レート タイプに対して定義されているすべての通貨コードが取得され、対応するレコードが自動的に確立されます。レコードが確立されると、選択した通貨レート タイプとの接続はなくなるため、制限なく更新/変更を実行できます。
通貨レートをコピーする際には、有効開始日のバージョンが考慮されます。バージョンの有効開始日と一致する有効開始日を持つ通貨レートのみがコピーされます。
このテーブルに為替レートが定義されている場合は、その見積りに使用されます。たとえば、仕入先からの見積価格を見積りの所有会社の通貨レートに変換する場合などです。バージョン固有の為替レートが存在しない場合には、その会社の既定の購買為替レートタイプが存在すればそれが使用されます。そうでない場合は、既定の為替レートタイプが使用されます。
注記:見積会社に接続されていないサイトからサイト内購買されたサブ項目がある場合、これらの項目は見積りバージョン固有のレートの影響を受けません。供給項目のサイトを含む会社の参照通貨は、見積会社に定義されている参照通貨と異なる場合があるため、影響を受けません。この場合も、既定の購入為替レートタイプの会社が存在する場合はその会社が使用され、存在しない場合は既定の為替レート タイプが使用されます。
それは、まず見積会社の基準通貨の再計算が行われることを意味します。これは、サイト間購買項目を製造するサイトを管理する会社の関連通貨レート タイプに基づいて行われます。それが完了すると、バージョン固有の通貨レートまたは見積会社の [為替レートの種類] の設定に基づいて、見積りに定義された通貨に対して新しい再計算が行われます。
このアクティビティには次のことが求められます。
見積 ID のリビジョンに対してバージョン固有の為替レートが設定されます。