見積工程を作成する

説明

部品タイプの製品項目に工程を追加するには製造見積ツリー構成で、オペレーションタブに新しいレコードを作成します。製造された部品に対して追加の工程を行って作業範囲を拡張する必要がある場合は、このタブで新しいレコードを作成できます。

新しい工程は常に既存のワークセンターと作業者クラスに基づいて行われます。製品構成と手順をコピーすると、項目の必要日と一致する有効日を持つ原価区分に対して実行された部品原価計算に基づいて、コンポーネントと工程に原価を適用できます。新しい工程が追加されると、工程パラメーターと、対応するワークセンターおよび作業者クラスの原価区分レコードに定義された原価に基づいて、レベル原価が直ちに計算され、必要な日付で有効になります。部品に原価区分が定義されていない場合は、保存時に工程のレベル原価は計算されません。原価区分が適用されると最初に計算されます。

原価区分がまったく適用されていない場合は、原価計算の実行時に、既存のものと同様に新しい工程の原価が同時に計算されます。次に、必要な日付に有効な原価区分レコードに基づいて、含まれるワークセンターと作業者クラスに対して定義された原価区分1レコードに基づく工程原価が計算されます。

見積ツリー構成に含まれる製造部品の工程記録に標準工程を追加できます。見積用の標準工程情報はコピーのみ可能で、手順のように参照することはできません。参照により、標準工程パラメーターを更新して見積原価計算に影響を与えるオプションが提供されるため、コピーすることしかできません。原価計算に影響を与える工程パラメーターの変更は、工程レコード自体からのみ実行できます。

注釈:

前提条件

このアクティビティには次のことが必要です。

システム効果

このアクティビティの結果として、システムは工程を保存し、選択された項目ヘッダーに接続します。