属性ロール アップの特性計算

説明

特性計算コマンドを使用して品目の特性を計算します。これを行うと、構成内のすべての品目の数値属性の概要を効率的に取得できます。計算は数値に対してのみ実行できます。構成内のどの品目にも属性自体が存在しない場合でも、使用可能な任意の属性を挿入して計算を実行できます。

前提条件

品目とその構成が存在している必要があります。

システム効果

計算プロセスは、すべての下部品目から開始され、計算対象として選択された品目に向かって上方向に進みます。構成内のいずれかの品目の特性に手動で入力された値がある場合、プロセスはその品目の下にあるすべての品目を無視し、代わりに入力された値を使用します。値は常に数量で乗算されます。

計算結果は単位と属性によって異なります。属性に計算基準に入力された単位以外の単位が含まれている場合、その単位は特性の値を変換するために使用されます。属性に属さない単位を入力すると、エラー メッセージが表示され、正しい単位を指定する必要があります。

計算プロセスのアルゴリズムは次のとおりです。

If 手動で挿入したが存在する場合
計算値 = 手動で挿入された値
Else
計算値 = このレベル以下の構成内の全ての合計計算値
End If
計算値 = 計算値 * 変換係数 *