承認間隔は、品目が承認される前、または承認された後に予測者が予測を行うことを防ぐために使用されます。この間隔は、予測品目にある有効開始日と有効終了日の日付によって設定されます。有効開始日日付は、予測者がこの品目の予測を開始できる日付を示します。有効終了日日付は、予測者が品目の予測数値を入力できる最終日を示します。これらの日付は期間に変換されます。予測に許可される最初の期間は、有効開始日日付を含む期間になります。予測に許可される最後の期間は、有効終了日日付を含む期間になります。
この機能により、生産されていない古い品目をシステム内に置いておくことができ、古い品目に対して予測者が予測需要を入力する必要がなくなります。システムに古い品目が残っている理由は、予算や古い予測などとの比較のために、グループの古い履歴を正しく取得するためです。
この機能により、新品目の発売日まで予測者が予測を入力できないようにすることなく、新品目を早期に追加することもできます。これにより、今後登場する新品目について、早期に確実に予測できるようになります。
有効開始日または有効終了日の日付が入力されていない場合、その品目に対して承認は定義されず、予測者はすべての期間の予測値を入力できます。有効開始日日付のみ、または有効終了日日付のみを設定することも可能です。日付は予測品目ページまたは予測品目ページで設定されます。
承認間隔を定義すると、調整済予測行に数値を入力する機能にのみ影響します。他の行は承認間隔の影響を受けません。つまり、システム予測、目標販売計画、予算はいずれも承認間隔の影響を受けません。履歴に定義された承認間隔は、いかなる形でも示されません。
有効開始日 = 2003.12.15
有効終了日 = 2004.07.27
月次バージョンを想定すると、2003-12 (2003 年 12 月) から 2004-07 (2004 年 7 月) までの許容予測範囲が提供されます。
期間 2003.12 は 2003.12.01 に始まり、2003.12.31 に終了するため、有効開始日日付 2003.12.15 はこの期間の開始日の間にあります。
期間 2004.07 は 2004.07.01 に始まり、2004.07.31 に終了するため、有効開始日日付 2004.07.27 はこの期間の開始日の間にあります。