ルールを変更する

IFS Cloudのすべての製品は、同じルールセットを使用して会計トランザクションを作成および検証します。ルール セットには、転記コントロール、コード体系の補完、および組み合わせルールに関する情報が含まれています。IFS Cloudの財務転記の大部分は、IFS/会計ルールで事前定義された転記タイプと制御タイプによって自動的に作成されます。つまり、ルールを正しく定義していれば、手動で何もする必要はありません。

新しい会社が作成されると、インストールされているコンポーネントに応じて、転記コントロールのデフォルト値が作成されます。IFS Cloudのすべてのコンポーネントは、独自の転記タイプ、制御タイプ、および許可された組み合わせをインストールします。転記コントロールページを使用してシステムを稼働させる前に、さまざまなコンポーネントで作成される自動システムイベントに使用される転記タイプ、コントロール タイプ、アカウント、およびその他の会計管理コードの値を指定します。転記タイプと制御タイプの使用方法の詳細については、各メイン プロセスのプロセス説明を参照してください。転記コントロールレポートレポート実行経由で印刷して既存の転記コントロール情報の概要を取得します。

組合せコントロールタイプページのフォームでユーザー定義の組合せコントロールタイプを作成することができます。組合せコントロールタイプは、特定の転記タイプに対して許可される 2 つの制御タイプの組み合わせとして定義されます。ユーザー定義の組合せコントロールタイプは、転記タイプを登録または転記コントロールを編集するときに、他のコントロールタイプと同様に値リストから選択できます。

システムは、金融トランザクションの作成時にコード体系完了情報を使用できます。つまり、システムは会計管理コードにコード体系を追加できます。これにより、伝票の入力が容易になります。コード体系補完情報は、コード体系設定ページのコード体系設定詳細を作成をクリックすることで入力されます。アカウント、そして会計管理コード値ページの一覧 - 勘定科目コード体系設定をクリックすることで、コード体系設定ページを開くことができます。コード体系設定に入力された値は、他の会計管理コードは、会計管理コードにトランザクションが入力されるとデフォルトに設定されます。

IFS 会計および IFS の他の製品で転記が入力または作成されると、システム会計管理コードの組み合わせが有効かどうかがチェックされます。組合せ規則を使用して、ユーザー グループごとに、合法または違法な会計管理コードの組み合わせに関する情報を入力、変更、および表示します。