計数差異の限度を登録する

説明

このアクティビティを使用して、サイト内のカウント機能の制限を入力します。制限はサイトごとに入力し、指定されたサイトのすべての品目に適用されます。

入力可能な制限は、値の差異か、数量の差異かによって決まります。最大棚卸差異金額フィールドに入力する金額制限は、カウントに差異がある品目の値と比較されます。最大棚卸差異率フィールドには、在庫数量のパーセンテージの制限も入力します。差額をその場所の数量で割った値を、この制限と比較します。カウントした数量がシステム数量を下回るか上回る場合、これらの制限に対する検証が形成されます。

例:

カウントした数量80
その場所の数量:100
ヒット数差異金額:20
在庫評価額:10

差の値は 20 * 10 = 200 です。金額の制限が 200 未満の場合、カウントは拒否されます。

カウントの差異は 20% です。つまり、数量の制限が 20% 未満なのでカウントが拒否されます。

制限のいずれか 1 つでも満たしていれば、カウント結果が拒否されます。制限が入力されていない場合、カウント結果を報告するときにチェックが実行されません。

棚卸報告の凍結在庫オプションを選択すると、[棚卸調査表作成] ダイアログ/[前受け]セクションで、デフォルトで有効に表示されます。

前提条件

このアクティビティには前提条件がありません。

システムへの影響

サイトに少なくとも 1 つの制限が入力されている場合、すべてのカウント結果がそれらの制限と比較されます。制限を超えている場合は拒否のステータスに変更され、手動で承認または再集計する必要があります。