このアクティビティは、コンフィギュレーションバックオフィス規則で使用する数式を作成および管理するために使用されます。コンフィギュレーション式を使用すると、コンフィギュレーション値または数量、数学演算子、SQL 関数、またはその他の式を使用して数式を定義し、バックオフィス評価中に使用される値を計算できます。
注釈:情報タイプの特性は、コンフィギュレーションバックオフィスルールで使用することはできず、コンフィギュレーション式でも使用できません。
式は要素行で構成されています。各要素は、式を構成する数式の一部を表します。要素は項目タイプによって定義されます。可能な項目タイプを以下に示します。
項目タイプ | 説明 |
演算子 | 次の値を含む数学演算子: + プラス、 - マイナス、 / 分ける、 * 掛け算、(括弧を開く、) 括弧を閉じるそして、カンマ。 |
組み込み関数 | 数値工程に使用される一般的な SQL機能。例: ABS、式の絶対値を返す機能、例: ABS(2)。 |
値 | 式に入力される数値定数(例: 2.5)。 |
特性値 | 評価対象部分のコンフィギュレーションから取得されるか、バック オフィス ルールの評価中に宣言されたコンフィギュレーション特性の値。 |
特性量 | 評価対象パーツのコンフィギュレーションから取得されるか、バックオフィス ルール評価中に宣言されたコンフィギュレーション特性量の値。 |
式 | コンフィギュレーション ファミリに対して定義されたその他の数式。式は他の数式を呼び出すことができます。 |
組合せ規則 | この式の要素として使用される組合せテーブルID の値。組合せテーブルは、それが使用される式と同じファミリに属している必要があります。 |
カスタム属性 | カスタム属性は、互換性のあるユニット テンプレート コンフィギュレーションで使用されます。使用可能なオプションには、作業リストの期間と、資源および資材の計画数量が含まれます。 |
要素を連番に配置することで、数値を計算する式が作成されます。簡単なコンフィギュレーション式の例を以下に示します。
項目タイプ | アイテム | テスト値 |
特性値 | 幅 | 5 |
演算子 | * 掛け算 | |
特性値 | 高さ | 3 |
上記の例の式をテストすると、次のように評価されます。幅 * 高さまたは5 * 3 = 15。実行時に、現在のコンフィギュレーション評価からのコンフィギュレーション特性値 幅と高さが式に代入されます。
ステータスに新しいコンフィギュレーション式を作成するには定義中、新しいレコードを作成し、作成する式に関する情報を入力します。この式で使用できるコンフィギュレーション特性のセットを定義するコンフィギュレーション ファミリが選択されます。コンフィギュレーション式の要素を作成するには、要素セクションで項目タイプと項目を入力します。項目タイプが特性値または特性数量式のテストに使用するテスト値も入力する必要があります。これは、コンフィギュレーションからの実際の値をシミュレートするために使用されます。式が完成するまで、上記の説明に従って式要素の入力を続けます。
複数の場所で使用されるコンフィギュレーション式使用先を判断する場合、使用場所をクリックした後に開く使用されるコンフィギュレーション式ページで情報を表示すると便利です。
このアクティビティの結果として、コンフィギュレーションバックオフィス ルールで使用するための式が作成されます。