小切手と顧客請求書の照合

説明

このアクティビティは、小切手受取を顧客借方および貸方請求書と照合するために使用されます。小切手が完全一致しない場合は、残りの部分は仮受/仮払または差異明細として保存されます。

小切手を請求書と照合すると、割引を利用したり、請求書の一部の差額調整を行ったり、差異明細を作成したり、部分支払いを行うことができます。顧客が他の会社で定義されている限り、他の会社の請求書を照合して控除を使用することもできます。

すべての通貨が EMU 通貨である限り、ある通貨の小切手は他の通貨の請求書と照合できます。つまり、EUR の小切手を入力して、DEM または FRF の請求書と照合できます。その逆も可能です。または、請求書の支払を DEM で、請求書を FRF で入力することもできます。

前提条件

このアクティビティを実行するには、小切手受取ページに小切手情報を登録する必要があります。

システムへの影響

この入力は、小切手受取のステータスが [作成済] になるまで、システムに影響を与えません。次に、照合したすべての請求書が支払われ、小切手全額を含む未決済顧客小切手の元帳明細が作成されます。小切手が完全一致しない場合、残りの部分は、一致しない金額で新しい仮受/仮払または差異明細が作成されます。IFS 会計ルールの保留テーブルに伝票が作成されます。

事前請求書および前払いに前払いタイプを使用する場合、転記は前払いタイプと、コントロール タイプ PC8 の転記コントロールの設定に従って作成されます。