簡易オブジェクト接続は、ビジネス オブジェクトをドキュメントに接続する高速かつシンプルな方法です。これを特定のタイプのビジネスオブジェクト (論理ユニット (LU) とも呼ばれます) および特定のドキュメントクラスに使用するには、システム管理者が特定の構成を設定する必要があります (以下で説明します)。この設定の結果、特定のタイプのビジネスオブジェクト ID (以下で説明します)を入力する特定のフィールドが利用可能になります。たとえば、ドキュメントクラス 100 の場合、ドキュメントをプロジェクトアクティビティに接続するための特定のフィールドと、ドキュメントをドキュメント フォルダーに接続するための別のフィールドがユーザーに提供されるようにシステムを構成できます。
接続は、ドキュメント リビジョンページの [接続オブジェクト] タブを使用して行われます。各オブジェクトは、ピリオド、カンマ、セミコロン、またはコロンのいずれかの文字で区切られた、1 つ以上の値からなる ID によって識別されます。プロジェクトアクティビティの場合、以下のようにプロジェクト、サブプロジェクト、アクティビティ ID を入力する必要があります (特定のアクティビティを一意に識別するためです):PROJECT_ID.SUB_PROJECT_ID.ACTIVITY_ID.入力が必要な値は設定可能で、ID を入力しようとすると、タブのヘルプテキストの形式で入力が必要な値が表示されます。必要な値は常にピリオド付きで表示されますが、サポートされている 4 つの区切り文字のいずれかを使用できます。入力する値にこれらの区切り文字が含まれている場合は、値の一部ではない区切り文字を選択する必要があります。値のリストを使用して特定のオブジェクトを選べます。値を入力するプロセスがどのように機能するかについて詳しくは、アクティビティの説明をご参照ください。
すべてのビジネス オブジェクトは、システム内の論理ユニットとして存在します。これらの論理ユニットは、IFS ソリューションマネージャで設定することで、 ドキュメントを認識できます。その結果、これらのビジネスオブジェクトのすべてまたはサブセットを、IFS ドキュメント管理でドキュメントクラスごとに簡易オブジェクト接続用に設定できます。
簡易オブジェクト接続の基本データを入力する必要がある場所は 2 か所あります。ドキュメント基本/簡易オブジェクト接続ページと [ドキュメントクラスマネージメント/簡易接続のオブジェクトタイプ] タブです。 ドキュメント基本/簡易オブジェクト接続ページで、クイック接続に使用できるビジネスオブジェクトタイプを指定します。すべてのドキュメント対応オブジェクトタイプから選択できます。システムが特定のオブジェクトタイプの特定のオブジェクトを一意に識別するためには、ユーザーは値を入力する必要のあるフィールドを設定しなければなりません。一部のオブジェクトタイプでは 1 つのフィールドで十分ですが、他のオブジェクト タイプでは、より多くのフィールドが必要になります。ほとんどのオブジェクトタイプでは、主キーを使用する必要がありますが、オブジェクトを一意に識別できる限り、フィールドの組み合わせは自由です。同じオブジェクトタイプに 2 つ以上のキーがあったとしても、顧客のデータがどのようになっているかを知っているため、オブジェクトを一意に識別するには 1 つのキーで十分な場合もあります。値を入力するプロセスについて詳しくは、アクティビティの説明をごご覧ください。
[ドキュメントクラスマネージメント/簡易接続のオブジェクトタイフ] タブでは、[ドキュメント基本/簡易オブジェクト接続] タブに登録されているオブジェクトタイプから選んで、特定のドキュメントクラスのクイック接続に使用できるオブジェクトタイプを制御できます。このタブを使用して、[ドキュメント リビジョン/接続オブジェクト] タブの下に表示される特定のフィールドの並べ替え順序を制御できます。特定のクラスに対して構成が指定されていない場合は、<span ifsid="frmDocumentBasicContainer" class="windowrefok title=" nochange"="">ドキュメント基本/簡易オブジェクト接続ページに入力されたすべてのオブジェクトが、そのクラスに属するドキュメントへのクイック接続に使用できるようになります。