IFS ドキュメント管理の Office アドイン機能は、Microsoft Office アプリケーションからドキュメント管理アプリケーションへのドキュメントのインポートを分かりやすい方法で処理します。Office アドインはオプションのコンポーネントです。
IFS Office アドインをインストールする前に、 IFS Cloud アドオン ページにある Visual Studio 2010 Tools for Office Runtime をダウンロードしてインストールする必要があります。
Office アドインは、 IFS Cloud アドオン ページで提供される MSI を使用してインストールできます。アドインが実行されているシステムの言語がアドインでサポートされている場合、アドインがインストールされると、その言語がシステムの言語に設定されます。
Office アドインの実装により、Microsoft ® Outlook、Microsoft ® Word、Microsoft ® Excel 、Microsoft ® PowerPoint ® などのいくつかの Microsoft Office アプリケーションに [IFS アプリケーション] というタブが追加されます。このタブには、IFS ドキュメント管理ループのアドイン コントロールが表示されます。
[IFS アプリケーション] タブの [設定] オプションを使用すると、Office アドインで使用する言語を設定できます。アプリケーションの起動方法、ドキュメント ファイルへのパス、ローカル チェックアウトパスも設定 できます。さらに、この手順を Outlook に保存されている添付を含む E メールに使用する場合、添付を含む E メール全体を保存、または添付のみを保存、または添付を含むドキュメントをインポートするたびに保存を決定するオプションから選べます。
言語:Office アドイン機能に使用する言語。リストから別の言語を選択して言語を変更します。[言語ファイル管理] をクリックすると、新しい言語ファイルを追加できるフォルダが開きます。
ドキュメントベース URL:Office アドインのドキュメントにアクセスするために使用するリンクです。
ローカルチェックアウトパス:ドキュメントがチェックアウトされるローカルパスです。この値は、IFS アプリケーションのドキュメント管理のユーザ設定でローカル チェックパスに指定された値と同じです。
IFS Aurena:IFS アプリケーションにアクセスする方法を定義します。Office アドイン機能が機能するには、これを設定する必要があります。
リンクから IFS アプリケーションを開く場合は、[From URL]を選び、 URL(http(s)://<サーバー>:<ポート>/Client/Runtime/ など)を入力します。URL にホストとポートだけを追加するだけでも十分です(例: http(s)://<サーバー>:<ポート> 残りのパスはシステムによって追加され、ファイルのインポート中に Aurena クライアントを起動します)。
注釈:IFS アプリケーションが SSL 対応のアプリケーションサーバーからアクセスされる 場合、URL パスは SSL 証明書に設定されているサーバーのコモンネームで構成され、 http ではなく https でなければなりません。
例: https://<サーバー>.corpnet.ifsworld.com:<ポート> ここでの .corpnet.ifsworld.com は、SSL 証明書のコモンネームです。
保存オプション:このオプションは Outlook でのみ使用でき、添付を含む E メールを保存するときに使用されます。これにより、添付を含む E メール全体を自動的に保存するか、添付のみを保存するかを選択できます。添付を含む E メールを保存するときに、E メールの保存方法を手動で選択するオプションを選択できます。
設定が完了したら、[OK] をクリックして設定を適用します。
Office アドイン機能をアンインストールするには、コントロール パネルの [プログラムと機能] をクリックし、IFS ドキュメント管理用の Office アドインをアンインストールします。
Office アドインについて詳しくは、「MS Office からドキュメントを作成」アクティビティ名称をご覧ください。