承認組織ごとの権限承認の定義

説明

このアクティビティは、特定の承認組織に対して有効な承認を定義するために使用されます。

各承認組織は、さまざまな目的で複数の承認を受けることができます。例:

EEASA Part 21G 番号SE.21G.007 EASA-Sverige (機体構成品目の生産)
EASA Part 145 番号SE.145.0017 EASA-Sverige(機体および構成品目のメンテナンス)
EASA Part 21J 番号SE.21J.108 EASA (民間耐空製品の設計)

承認は、複数の異なるタイプのオブジェクトに対して行うことも、単一のタイプのオブジェクトに対して行うこともできます。また、実行されるあらゆるレベルの作業に対して行うこともできます。

次のテーブルに、承認レコードに有効なさまざまなステータスを示します:

ステータス 説明
新規 保守部門の承認レコードが入力されて保存されると、このステータスが付与されます。
承認保留 この承認を申請した保守部門に認証が付与されるまで、承認はこのステータスに設定できます。
承認済 証明書が付与されると、承認レコードをこのステータスに移動できます。保守部門が現在持っている承認を登録する場合は、レコードをステータスに直接移動できます。
拒否済 承認が許可されない場合は、承認レコードをこのステータスに設定する必要があります。
廃版 承認が有効でなくなった場合は、このステータスに移行する必要があります。承認の再申請は可能であり、そのため、廃版承認を承認保留または承認済ステータスに戻せる機能が存在します。廃版承認を承認済にするには、有効期限日は将来の日付に設定するか、値を持たない必要があります。

注釈:承認証明書が承認済ステータスの場合のみ証明書を生成できます。

承認証明書の有効性を確認するために、スケジュールタスクが毎日深夜に実行されます。もし、有効期限日 (入力した場合) に達すると、システムは自動的に承認を廃版ステータスに設定します。

承認組織の承認が登録されると、承認とともに受信した機能リストを入力できます。詳細については、対象品一覧の定義アクティビティを参照してください。

承認のステータスは、監督機関別承認ページで変更可能です。

前提条件

システム効果