IFS/予算管理には、予算区分、配賦キー、再計算ルール、および予算値を入力するための機能が含まれています。予算値は、分析やレポートで結果と比較するために使用できます。
IFS/ビジネス レポータを使用すると、 IFS Cloud で利用可能な予算期間金額に基づいて情報を作成および分析できます。詳細については、 [IFS ビジネス レポータの情報ソースについて] を参照してください。
新しい予算区分を入力する前に、次の操作を行う必要があります。
予算区分および予算値
予算区分の値を入力するには、次の方法を使用できます。
先ず、予算区分ページに予算区分を入力する必要があります。入力する予算区分が既存の区分に似ている場合は、この既存の区分を全部または一部コピーして、初期予算を作成できます。コピーされた予算値は、既存の予算値を置き換えることも、既存の予算値に追加することもできます。
ユーザーは、予算区分およびその値をファイルにエクスポートし、Microsoft Excel などの PC ツールで編集することができます。エクスポートされた値を編集したら、予算区分に再度インポートできます。
ユーザーは、総勘定元帳の年度または期間残高、あるいは残高と予算値の組合せから開始値を開始できます。
予算値を手動で入力する方法は 2 つあります。予算値を予算年度金額ページに入力し、入力した年間値を期間予算に割り当てることができます。予算期間金額ページに値を直接入力することもできます。これら 2 つの方法を組み合わせることができます。予算値を手動で入力する場合は、固定コード体系コマンドを使用して、入力を容易にすることができます。これは、予算年度金額および予算期間金額の両方のページで使用できます。
必要に応じて予算配賦キーページに配賦キーに関する情報を入力することで、年間予算値を割り当てることができます。配賦キーが入力されていない場合、年間値は会計年度に定義された期間、または期間開始フィールドおよび期間終了フィールドで定義された、特定の期間に均等に割り当てられます。
再計算ルールを使用して、既存の予算値の再計算を行うことができます。ルールは、増加/削減のパーセンテージとともにコード体系ごとに指定されます。