資産設計における購買要求

購買要求は既知の施設/設備に対して作成され、購買オーダーを作成するための準備ステップとなります。購買要求 (PR) だけでは、購買は成立しません。より正確には、項目を調査し、その商品の購買オーダーを作成する購買担当者への提案です。

設計用の施設/設備を購入する場合、通常は次の 2 つの状況が発生します。

• 既知の施設/設備: 特定の施設/設備は、資材番号やモデル番号などで識別され、それに対して購買要求を作成して IFS/購買に送信できます。
• 不明な施設/設備: 施設/設備の仕様が作成され、実際の施設/設備が判明する前に、潜在的な製造会社または仕入先に問い合わせて情報を取得します。

PR作成の要件

IFS/資産設計内のオブジェクトに対して PR を作成し、IFS/購買内に保存できます。PR を作成するには、次のものが必要です。

• IFS/購買のインストールが必要です。
• オブジェクトは IFS/資産設計内に登録する必要があります。
• 設計品目を作成し、オブジェクトに接続する必要があります。

これらの条件が満たされない場合、PRの作成に使用される購買要求を作成オプションはアクティブになりません。

その他の要件は次のとおりです。

• 接続された設計品目には、IFS/購買の購買カタログに存在する有効な品目番号が必要です。
• 有効なサイト - 品目番号には、設計品目サイトとして有効なサイトが必要です。

IFS/資産設計の設計品目は、IFS/購買の品目番号、品目カタログ、そしてほとんどの場合はIFS/在庫とも同期されます。この同期は、品目番号が設計品目と接続され (既存の品目番号から割り当てられるか、最初から作成されます)、保存されたときに発生します。