プラントに対して規定プロジェクトとアクティビティを定義すると、プラント用に作成するすべての設計オブジェクトのプロジェクトとアクティビティを入力するタスクが簡素化されます。また、設計オブジェクトが使用される正確なプロジェクトやアクティビティが不明な場合にも、規定プロジェクトとアクティビティを設定しておくと便利です。設計オブジェクトのプロジェクトとアクティビティがわかれば、この情報を設計オブジェクトで定義し、規定プロジェクトとアクティビティを置き換えられます。
規定プロジェクト情報は、作成する新しい設計オブジェクトに自動的に表示され、プロジェクト アクティビティで更新されます。アクティビティを指定せずに規定プロジェクトを選択することも可能です。しかし、オブジェクトとプロジェクトの関連付けが完了していないため、選択したプロジェクトの計画値と進捗値を報告できません
規定プロジェクト アクティビティを割り当てるときは、アクティビティ ID の代わりに既定のアクティビティ連番番号を定義する必要があります。その理由は、異なるサブプロジェクト内で複数のアクティビティが同じアクティビティ ID を持つことがあり得るからです。その結果、ログインしたユーザーの規定アクティビティをシステムで設定できなくなります。アクティビティ連番番号は常に一意であるため、ユーザーの規定プロジェクト アクティビティを設定するために使用されます。
規定プロジェクト ID を設定するには、「初期化済」、「承認済」、または「開始済」のいずれかのステータスのプロジェクトが存在し、ログオンしたユーザーがプロジェクトにアクセスできる必要があります。規定プロジェクト アクティビティを設定するには、アクティビティが存在し、そのステータスが「計画済」または「リリース済」である必要があり、ログオンしたユーザーにはアクティビティが属するサブプロジェクトへのアクセス権が必要です。