計算式テンプレートについて

計算式テンプレートとは、事前に定義された計算式を指します。正しい結果で実行するには、計算式を作成した後、個々のパラメータを設定する必要があります。これらのパラメータには、摘要の列に「>>」が付いています。必要に応じて計算式の追加変更も行えます。同じテンプレートから複数の計算式を作成することが可能です。

提供されるテンプレートと必要なパラメータを以下に示します。

テンプレート

WEEK:週次の超過時間計算では、提供された賃金コートが作業時間としてみなされ、従業員のプロパティ フィールドの WEEKHRS またはスケジュール時間のいずれかを超過時間計算の基点として使用します。結果は定期結果に書き込まれます。計算は、定義された稼働週の最終日に実行されます。それ以前に変更があった場合は、最終日が自動的に再計算されます。

説明 摘要 定義済みの値
超過時間として記載する賃金コードの ID を入力します 計算式が使用される会社および賃金クラスには賃金コードが存在している必要があります。 WCOT
作業時間としてみなされる賃金コードの ID を入力します (1)/(2)/(3)/(4) 指定された値が賃金コードとして存在しない場合、作業時間としてみなされません。既存の賃金コードを少なくとも 1 つ入力する必要があります。賃金コードはいずれのタイフでも構いません。また、休暇賃金コードも作業時間としてみなすことができます。 WC01
WC02
WC03
WC04
週の初日とみなされる曜日を入力します (定期的な結果では週の期間の初日になります)
1 - 月曜日
2 - 火曜日
3 - 水曜日
4 - 木曜日
5 - 金曜日
6 - 土曜日
7 - 日曜日
指定された曜日によって、週の始まりが定義されます。定期的な結果は、指定された日から始まる週の勤務時間と共に書き込まれ、計算は常に週の最終日に実行されます。 1 - 月曜日

DAY_AND_WEEK:日次と週次の超過時間を合わせて計算します。作業時間は提供された賃金コードから計算されます。1 日あたりの作業時間が 8 時間、1 週間あたりの作業時間が 40 時間を超える超過時間が計算されます。週の超過時間は、すでに支給されている日次の超過時間が自動的に差し引かれます。また、1 日あたり 12 時間を超える作業時間は 2 倍の作業時間とみなされます。稼働が連続した週の 7 日目の最初の 8 時間は超過時間とみなされ、超過時間も 2 倍の作業時間とみなされます。計算された超過時間は結果時間数として書き込まれます。

説明 摘要 定義済みの値
超過時間として記載する賃金コードの ID を入力します 計算式が使用される会社および賃金クラスには賃金コードが存在している必要があります。 WCOT
2 倍の作業時間として記述される賃金コードの ID を入力します 計算式が使用される会社および賃金クラスには賃金コードが存在している必要があります。 WCDT
作業時間としてみなされる賃金コードの ID を入力します (1)/(2)/(3)/(4) 指定された値が賃金コードとして存在しない場合、作業時間としてみなされません。既存の賃金コードを少なくとも 1 つ入力する必要があります。賃金コードはいずれのタイフでも構いません。また、休暇賃金コードも作業時間としてみなすことができます。 WC01
WC02
WC03
WC04
週の初日とみなされる曜日を入力します
1 - 月曜日
2 - 火曜日
3 - 水曜日
4 - 木曜日
5 - 金曜日
6 - 土曜日
7 - 日曜日
指定された曜日によって、週の始まりが定義されます。週次の計算はこの日から開始され、この値は連続した稼働日数を確認する際にも使用されます。 1 - 月曜日
超過時間が支払われるまでに必要な 1 日あたりの時間数を入力します 1 日の作業時間は、プロパティ フィールドの [DAYWH] で従業員ごと個別に設定することもできます 8
超過時間が支払われるまでに必要な週あたりの作業時間数を入力します 週の作業時間は、プロパティ フィールドの [WEEKWH] で従業員ごと個別に設定することもできます 40

MONTH:月次の超過時間計算です。提供された賃金コードを作業時間とみなします。またスケジュール時間を超過時間計算の基点とみなします。結果は定期結果に書き込まれます。計算は月末に実行されます。それ以前に変更があった場合は、最終日が自動的に再計算されます。

説明 摘要 定義済みの値
超過時間として記載する賃金コードの ID を入力します 計算式が使用される会社および賃金クラスには賃金コードが存在している必要があります。 WCOT
作業時間としてみなされる賃金コードの ID を入力します (1)/(2)/(3)/(4) 指定された値が賃金コードとして存在しない場合、作業時間としてみなされません。既存の賃金コードを少なくとも 1 つ入力する必要があります。賃金コードはいずれのタイフでも構いません。また、休暇賃金コードも作業時間としてみなすことができます。 WC01
WC02
WC03
WC04